開講年度 | 2011年度 |
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開講学期 | 2011年度 秋学期 |
授業コード | 29694 |
科目 | 情報デザイン論 |
教員氏名 | 吉野 志保 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 情報の伝達には,発信元と受け手が存在する.その間でやりとりされる情報自体はデザインできないが,表現方法により,発信元が意図した以上に受け手に伝わることもあれば,意図しない印象を伴って伝わることもある. 本講義では,日々目にしている身近なもののデザインを取り上げ,情報の伝達・表現について,心理学的な要素や,情報の受け手である人間がどのように情報を処理しているのかという点に着目し,解説する. できるだけ実感を伴って理解できるような場を提供する.そのため,履修者自身に体験してもらったり,作成・比較する機会を設ける予定である. また,履修者間で意見を相互参照する目的で,授業では部分的にOBIRIN e-Learning(Moodle)の利用を考えている. [教員免許を取得する学生の目標] ・効率よく効果的な教材を考える基礎的な素養を身につける ・複数のメディアを提示できるコンピュータを教育に用いる場合の注意や留意点を踏まえる |
授業計画 | 以下を予定しているが、授業進度や履修生の質問などにより若干変動がある。 09/22 (01) ガイダンス 09/29 (02) 情報・メディア 10/06 (03) メディア・モダリティ・チャネル 10/13 (04) 映像と文字の組み合わせ1 10/20 (05) 映像と文字の組み合わせ2 11/03 (06) テロップと印象 教材における影響 11/10 (07) 効果的な情報の見せ方 11/17 (08) ピクトグラム・形と色−ダイヤグラムと統計処理 11/24 (09) 形態(点や線と面)配色(図と地) 12/01 (10) 配色の実際 12/08 (11) 配置 12/15 (12) まとまり・奥行・影・そしてだまされる 12/22 (13) だまし絵・DTP・デザイン開発プロセス 01/12 (14) 思考のツール・わかりやすさの設計 01/19 (15) 総括 |
テキスト | 使用しない.講義内容に合わせて適宜資料を配付する. |
参考書 | 講義内容に合わせて適宜紹介する. |
評価基準 | ・出席、質問、感想を兼ねた投稿を毎講義時に投稿(moodle利用) ・レポート(実験レポートを数回予定)、授業への貢献(上記の投稿とは別にmoodle利用した意見共有など) 上記2点を、それぞれ配点50点とし、合計100点で原則として以下の通り判定する。 A:90点以上(特に優秀な成績) B:80点以上90点未満(優れた成績) C:65点以上80点未満(その科目の要求を満たす成績) D:55点以上65点未満(合格と認められる最低の成績) F:55点未満(不合格) |
URL | |
備考 | 1) moodleとe-Campusを併用する 2) 講義中、積極的に考えてもらい、意見を共有するため、講義に関連した投稿(moodle利用)を毎回課し、評価の対象とする 3) 履修者間で意見を相互参照するため、積極的に授業に参加できることが望ましい 5) 決まったテキストを利用しないため配布資料が多い 履修に際し、上記を了解の上、登録のこと |
最終更新日 | 2011/08/05 |