| 開講年度 | 2011年度 |
|---|---|
| 開講学期 | 2011年度 秋学期 |
| 授業コード | 28635 |
| 科目 | ランドスケープ文化論 |
| 教員氏名 | 西田 正徳 |
| 授業種別 | 週間授業 |
| 授業概要 | ランドスケープは、単なる閉鎖系のデザインである造園から開放され、都市や地球といったわれわれの生活と密接に関係しながら、環境を考える分野です。 「ランドスケープ文化論」では、ランドスケープ・デザインの設計者、作り手の側から、緑や環境、景観や都市の抱える問題を、ランドスケープ・デザインというフィルターを通して、その形成過程自体を一つの文化として論じるものです。 講義では、学生諸君が都市や環境を考える、あるいは新しいデザインを提案していく上での、新しい視軸を持つことを意図し、できるだけ多くの事例（国内、国外）を紹介しながら授業を進めます。 |
| 授業計画 | 第1回（9月21日）造園からランドスケープへ（ランドスケープ概論） 第2回（9月28日）ランドスケープ・デザイン手法、日本の伝統的な造園手法からエコロジカル・プランニングまで 第3回（10月5日）実際のランドスケープ・デザインとは？ （事例紹介を通じて） 第4回（10月12日）日本の造園空間論（江戸時代まで） 第5回（10月19日）日本のランドスケープ空間論（明治時代から現代） 第6回（10月26日）海外の造園空間 I （ヨーロッパ） 第7回（11月2日）海外の造園空間 II （アメリカ、アジア、イスラム） 第8回（11月9日）現代のランドスケープ空間デザイン論（ヨーロッパ） 第9回（11月16日）現代のランドスケープ空間デザイン論（アメリカ） 第10回（11月30日）現代のランドスケープ空間デザイン論（日本） 第11回（12月7日）景観デザインのなかでのランドスケープ・デザインとその手法 第12回（12月14日）都市デザインのなかでのランドスケープ・デザインとその手法 第13回（12月21日）地域計画、環境デザイン、エコロジカル・ランドスケープの中でのランドスケープ（課題説明） 第14回（1月11日）ランドスケープのこれからの方向性について 第15回（1月18日）学生による現代ランドスケープレポート発表 第16回（1月25日）試験 |
| テキスト | 特に無し。 |
| 参考書 | 日経アーキテクチュア編「建築緑化入門」日経BP社 産経デジタルにて掲載のブログ「アーバン・ガーデン・ウォッチング」http://3625pennslandin.iza.ne.jp/blog/ |
| 評価基準 | 期末試験（30％）、課題レポート内容（30％）、課題発表内容（30％）、授業態度（10％）による総合点での評価。 A：特に優秀な成績 B：優れた成績 C：一応その科目の要求を満たす成績 D：合格と認められる最低の成績 F：不合格 ※欠席時間数が授業時間数の3分の1を超えた場合は、試験を受けられません。 |
| URL | http://3625pennslandin.iza.ne.jp/blog/ |
| 備考 | 特に無し。 |
| 最終更新日 | 2011/08/19 |