開講年度 | 2011年度 |
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開講学期 | 2011年度 秋学期 |
授業コード | 28522 |
科目 | 精神保健福祉援助技術総論 |
教員氏名 | 河合 美子 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 本科目は、精神障害をもつ人を対象とした社会福祉援助活動と、精神保健福祉士としての専門援助技術について、基礎的な考え方と知識を学習するものである。 まず、精神障害者に対する社会福祉援助活動の内容を把握し、それらがどのようにして発展してきたかを理解することが課題となる。次に、援助技術の体系を概観した上で、ソーシャル・ケースワークと、ソーシャル・グループワークを中心に理論や方法を学んでいく。 また、利用者の人権や主体性を尊重し、援助関係を形成する関わり方に重点を置いて学ぶとともに、専門職としての価値・倫理の問題を考えていきたい。 形式としては、講義の他に、体験学習、事例の検討、グループ討議等を取り入れる予定である。 |
授業計画 | 1.社会福祉援助活動とは何か 2.社会福祉援助活動の歴史 3.精神障害者と社会福祉援助活動 4.事例を通した援助過程の理解 5.精神保健福祉援助活動の目的と価値 6.価値観について(グループワーク) 7.精神保健福祉士の専門性 8.精神保健福祉士の倫理 9〜10.援助関係の原則 11.相談援助における面接 12.面接の技法(体験学習) 13〜14.ソーシャルワークの体系と歴史 15〜16.ソーシャル・ケースワークの理論 17〜18.ソーシャル・グループワークの理論 19〜20.クリニカル・ソーシャルワーク 21.コミュニティワーク 22.ケア・マネジメント 23.その他の間接援助技術 24.関連援助技術(1)カウンセリングとグループアプローチ 25.関連援助技術(2)家族支援と心理教育 26.関連援助技術(3)Social Skills Training 27.ライフサイクルと援助の課題 28.試験 |
テキスト | 精神保健福祉士養成セミナー編集委員会編 「精神保健福祉援助技術総論」 へるす出版 |
参考書 | F.P.バイステック「ケースワークの原則」誠信書房を使用。他は随時伝達する。 |
評価基準 | 出席と、体験学習やグループ討議への参加状況を重視し、随時、記録やリアクションペーパー、小レポートの提出を求める(平常点)。 小テストで学習内容の確認を行い、学期末に試験を課す。 成績の比重は、平常点が50%、試験が50%である。判定は、100点満点で点数化し、A(90点以上)、B(80-90点)、C(70-80点)、D(60-70点)、F(60点未満)とする。 |
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備考 | |
最終更新日 | 2011/08/04 |