開講年度 | 2011年度 |
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開講学期 | 2011年度 秋学期 |
授業コード | 26380 |
科目 | リベラルアーツセミナー (再履修者用) |
教員氏名 | 坂井 昭宏 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 1.この授業の目的は、リベラルアーツ学群に学ぶ学生として必要不可欠な基礎的学習能力の育成にある。正確に言うなら、生涯学習社会におけるインデペンデント・ラーナーとして欠くべからざる課題探求能力育成の第1段階である。ここに、LAセミナーと他の基礎科目との違いがある。 2.上記目的を達成するための目標は、以下の通り。 ①文献を読み解き、理解した内容の要約などを通じて他人に伝える能力を練成する。 ②読み解いた内容を通じて自分なりに問題を設定し、それへの取り組みに向けて調査を進めていく能力を練成する。 ③調査結果の分析・考察に基づいてレポートを作成する能力を練成する。 3.授業参加の最低限の規律やマナーの修得も重要な目標の一つとする。 |
授業計画 | 1(9月27日) ガイダンスと自己紹介 ガイダンス、オビリンメールの転送設定、自己紹介(1人2分) 宿題:自己紹介(800字)、次回は電子辞書を持参すること 2(10月4日) 本を読む(国語力、漢字力) テキスト論点1の音読、国語辞典、漢和辞典の使い方 宿題:レポート論点1について論じなさい。 ※著者の主潮は〜である。これに対して、自分は〜という理由で賛成(反対)だ。 3(10月11日) 本の読み方、レジュメの作り方(1) テキスト論点2を読んで、(段落ごとに)レジュメを作る。 宿題:レジュメ1 4(10月18日) 本の読み方、レジュメの作り方(2) テキスト論点3を読んで(段落を外して全体としての)レジュメを作る。 宿題:レジュメ2 5(10月25日) テキストの分析の仕方、コメントの作り方(1) 著者の基本的主張とその理由を探す。 賛成意見−反対意見−自分の意見をまとめてみる。 宿題:レジュメとコメント1 6(11月1日) テキストの分析の仕方、コメントの作り方(2) 理由のつながりを考える。 宿題:レジュメとコメント2、自分の研究テーマを考える 7(11月8日) 研究計画の作り方(何をどういう仕方で調べるか) 自分の研究テーマを疑問形?で書いてみる。 宿題:文献検索・情報検索による資料の収集 8(11月15日) レポートの書き方(1)—レポートの構成(章、節、段落) まず、自分はこのレポ−トで何を主張したいのか、を考える。 宿題:レポート1(各自、「はじめに」と第1章まで) 9(11月22日) レポートの書き方(2)—引用の仕方、参考文献の書き方 自分の主張を支持する意見・事実等と反対の意見を支持する理由・事実等を並べてみる。 宿題:レポート2(各自、第2章と「まとめ」→「はじめに」) 10(11月29日) インターネットや図書館で文献、情報、資料の収集 宿題:研究計画に合ったレジュメや資料の添付 11(12月6日) 発表用レジュメの作り方 キーワードを切り出し、理由のつながりを考える。 宿題:発表用レジュメ 12(12月13日) レポート概要の発表 宿題:レポート完成(各自、「まとめ」と「はじめに」) 13(12月20日) レポートの発表会(1) 14(1月10日) レポートの発表会(2) 15(1月17日) まとめ |
テキスト | 文藝春秋編『日本の論点 2011』文藝春秋社、2011年 |
参考書 | |
評価基準 | 1.評価の配分:授業への参加50%、最終レポート50% 2.評価の目安 A:欠席1回以内で積極的に授業に参加し、課題をとくに優れた内容でいっさい遅滞なく完了した者 B:欠席2回以内で受講態度も良好であり、課題を優れた内容でほぼ遅滞なく完了した者 C:欠席3回以内で受講態度も良好であり、課題を一応のレベルで完了した者 D:無断欠席があるなど受講態度や課題の達成度に問題が見られるが、最低の水準はクリアした者 F:出席状況がきわめて悪い者、あるいは、最終レポートが提出できないなど課題の達成度が著しく低い者。 |
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備考 | 注意 1.この授業は積み上げ方式で成り立っています。前の課題(宿題)ができない者は、次の課題(宿題)に進むことを認めません。 2.連続して欠席した者は、特別に理由がない限り、授業放棄と見なします。 |
最終更新日 | 2011/08/05 |