開講年度 | 2011年度 |
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開講学期 | 2011年度 秋学期 |
授業コード | 26358 |
科目 | 自然科学基礎(わたしたちと物理学) |
教員氏名 | 森 厚 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | [概略] 1. 物理学は身近な現象を説明することから始まりました。そこで、身近な素材を扱い、その裏側に隠れた法則を紹介し、それを説明する理論や考え方も紹介していきます。 2. その物理法則の多くは、(1) 観察・計測することで疑問を持つ (2) 仮説を立てる (3) 実験を通して検証する、という手続きを通して確立されてきました。この講義では、身近な事柄にこうした手続を意識的に適用する練習も行います。 3. 物理学の発展と共に、その対象は日常生活からは実感できない事柄にも及びました。そうした不思議な世界も垣間見ます。 この様な講義を通して、物理学とはどのような学問であるのか理解するようになること、また、物理学的なアプローチを身につけられることを目標とします。また、これからの社会における物理学の役割について考える機会を与えたいと考えています。特に原子力については、物理学者がどのように社会とかかわったかを学びます。 [到達目標] 物理学についての理解を深め、物理学と社会のかかわりについて考えられるようになること [学習準備] 特に必要はありません。課せられた宿題や復習をきちんと行うことが求められます。 下記 URL には過去の講義の資料などが掲載されています。詳しくはウェッブページを見てください。 [授業形態] 講義です。 |
授業計画 | 01. イントロダクション 02. 永遠に動きつづける機械の夢 03. ものの落ち方 04. 車は急に止まれない 05. 万物は「回転」する 06. 波であふれている世界 07. 身近な現象にみる観察と仮説と検証-1- 08. 身近な現象にみる観察と仮説と検証-2- 09. 歴史的な実験にみる観察と仮説と検証 10. 物質の性質と熱とエネルギー 11. 年をとらない宇宙旅行 12. 友達の友達の友達の数(連鎖反応) 13. 原子のエネルギー 14. 原子力の功罪 15. まとめ ※ なお、学生諸君の理解度によってスケジュールと内容は適宜変更します。 |
テキスト | 特に指定しません。必要に応じてプリントを配布したり、ウェッブ({講義のページ,http://robo.mydns.jp/Lecture/})に資料を掲載します。 |
参考書 | 朝永振一郎 「物理学とは何だろうか」 岩波新書 その他、授業中に随時紹介します。 |
評価基準 | 講義参加度(30点) レポートなど提出物と試験(70点) A: 90 〜100点 B: 80 〜 89点 C: 70 〜 79点 D: 60 〜 69点 F: 0 〜 59点 ※ 出席確認のために学生証を持参することとします。 ※ 30分以上の遅刻は基本的に出席として認めません。 ※ 出席やテストなどについての不正行為を行った者(関与した者)はFとします。また、別途本学の規定に基づく処罰があります。 ※ 過去には毎回出席でも単位を取得できなかった学生がいます。学生の皆さんの積極的な参加を求めます。 |
URL | http://www2.obirin.ac.jp/~moriat/ |
備考 | ※ 学生諸君の理解度によってスケジュールと内容に変更します。 ※ 受講に際しては、学生証を持参して下さい。 ※ 講義は学生と教員の協力で作り上げていく共同作業です。学生の皆さんの積極的な姿勢を期待しています。 ※ 受講するか決める際には、{講義のページ,http://robo.mydns.jp/Lecture/}から過去の講義のページを参照し、参考にしてください。 |
最終更新日 | 2011/08/22 |