シラバス詳細情報

開講年度 2011年度
開講学期 2011年度 秋学期
授業コード 26314
科目 専攻入門(社会学)
教員氏名 佐藤 恵
授業種別 週間授業
授業概要  社会学は、経済学、政治学などと並ぶ社会科学の1つであり、私たちをとりまく社会と文化を研究する学問です。
 その際、社会学は、社会・文化に関する「あたりまえ」の「常識」から一歩距離をとり、新しい角度から見直すことを特に重視します。
 このように「常識」から一歩距離をとる作業にこそ、社会学のおもしろさを感じることができると言えます。
 本講義は、私たちの身近な人間関係や社会現象を通して、社会学の基本的なものの見方・考え方を理解することを到達目標とします。
 準備学習として重要なことは、先に進むことばかりを考えるのではなく、1回1回の授業から社会学的な視点・発想を学び、考え方の筋道を把握した上で、それをしっかりと消化し、次回以降の授業のベースをつくることです。
 講義形式の授業です。ぜひ社会学のおもしろさを体験してみてください。
授業計画  具体的なスケジュールは、以下の通りです。

 第1回(9月23日):オリエンテーション  
 第2回(9月30日):ジェンダーの社会学(1)
 第3回(10月7日):ジェンダーの社会学(2)
 第4回(10月14日):流行の社会学(1)
 第5回(10月21日):流行の社会学(2)
 第6回(11月4日):流行の社会学(3)
 第7回(11月11日):流行の社会学(4)
 第8回(11月18日):コミュニケーションの社会学——行為と演技(1)
 第9回(11月25日):コミュニケーションの社会学——行為と演技(2)
 第10回(12月2日):コミュニケーションの社会学——行為と演技(3)
 第11回(12月9日):心理社会学——人間心理のアイロニー(1)
 第12回(12月16日):心理社会学——人間心理のアイロニー(2)
 第13回(12月23日):心理社会学——人間心理のアイロニー(3)
 第14回(1月13日):血液型の社会学——社会的リアリティ(1)
 第15回(1月20日):血液型の社会学——社会的リアリティ(2)

 1つのテーマが数回分の授業に該当しますが、テーマごとの授業時間数は上記から変更する場合があります。また、状況に応じて、テーマの順番の入れ替え、テーマの差し替えの可能性もあります。関連事項も含め各テーマを深く掘り下げることで、社会学についての理解を図ります。
 毎回、授業の最後にリアクションペーパー(講義内容に関するコメント)を書いていただき、次回以降の授業に反映させていきたいと考えています。
 正当な理由のない遅刻・欠席、授業中の私語・居眠り、授業と関係のない作業(たとえば他の科目の勉強、読書、携帯電話や音楽プレーヤーの操作)、必要以上の教室の出入り、授業の最後に来てリアクションペーパーだけを提出する等の行為は厳禁です。まじめに取り組む意欲のない人は受講しないでください。
テキスト  開講後にお伝えします。
参考書  授業中に随時、紹介します。
評価基準  筆記試験を基本とし(70%)、授業への参加[出席状況、リアクションペーパー、受講態度]も考慮に入れて(30%)評価します。
  A:特に優秀な成績
  B:すぐれた成績
  C:一応その科目の要求を満たす成績
  D:合格と認められる最低の成績
  F:不合格   
 欠席時間数が授業時間数の3分の1を超えた場合、もしくは、受講態度があまりにも悪い場合、F評価となります。
 なお、欠席時間数については、自己管理でお願いします(個別の問い合わせには応じられません)。
URL
備考
最終更新日 2011/08/05