開講年度 | 2011年度 |
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開講学期 | 2011年度 秋学期 |
授業コード | 26209 |
科目 | システム設計論 |
教員氏名 | 耒代 誠仁 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 情報システムの構築に必要な知識と技術を習得することを目標とし、基本設計、外部設計、内部設計、プログラム設計、テスト、運用保守等の技法を学習する。また、設計の大切さや難しさを体得できるように、何らかのプログラム言語を用いて、簡単な情報システムを少人数のグループごとに開発する実践的な実習を行う。 準備学習: コンピュータリテラシーⅡで学習した内容について教科書等に目を通しておくことが望ましい。 (ただし授業内でも必要な知識に関するレクチャーを行う) 各回の準備学習は課題などの形で提示する。 講義科目/演習科目の別: 講義科目 |
授業計画 | プログラム言語として、Microsoft Excelの機能の1つであるVBA(Visual Basic for Application)を用います(ただしVBAに関する事前知識の有無は問いません)。VBAの使用にはExcelの基本知識が必要となるため、初回講義から約2〜3週間(講義4〜6回ほど)を用いてExcelの基本操作(特に数式、関数の使い方)を復習します。復習は2009年度からコンピュータ(情報)リテラシーで使用している教科書(下記「参考書」の欄を参照)に沿って行うため、所有している人は持参してください。復習の後、約8週間(講義15〜16回ほど)を用いてVBAを学びます(使用する教科書は下記「教科書」の欄を参照)。さらに、残り約4〜5週間で情報システムの構築に関する知識を学ぶと共に、実際に数名のグループを構成して情報システムの設計・実装・評価などを行います。 |
テキスト | やさしくわかるExcel VBAプログラミング 第4版 (七条達弘 他著、SoftBank Creative 出版) |
参考書 | これだけは知っておきたい情報リテラシー (矢野文彦 監修、桜美林大学 編、オーム社 出版) その他、有用なものについては講義中に紹介します。 |
評価基準 | 評価は講義中に実施する小テスト、講義終盤に作成してもらう情報システム(付随する取扱説明書、開発レポートなどの文書を含む)への評価、および各自の授業への貢献度に対して行います。配点は次の通りです。 40点:小テスト(10点×4回実施予定) 30点:情報システムへの評価 30点:授業への貢献度 本講義では終盤でグループによる作業があります。講義への遅刻・欠席を含め、グループによる作業の品質を低下させる行為によって「授業への貢献度」の評価を下げないよう注意してください。逆に高い実力を身に付け、グループによる作業の品質向上に貢献した者には「授業への貢献度」に高い評価を付けます。 以上を踏まえ、本講義の全受講者のうち上位約10%をA判定、続く約30%をB判定とします。また、評点の合計が60点に満たない者はF判定となります。 ただし、講義への欠席が全講義回数の1/3を超える者は上記評価基準に関わらずF判定となります。 |
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備考 | 講義には必ずUSBメモリを持参してください。 |
最終更新日 | 2011/08/20 |