シラバス詳細情報

開講年度 2011年度
開講学期 2011年度 秋学期
授業コード 25998
科目 英文法指導法
教員氏名 山岡 洋
授業種別 週間授業
授業概要 この授業は、英文法を教えるために必要なことを身に付けることを目的とする。そのため,英文法を効果的に教えるためにはどのような方法があるか,それらのそれぞれ多度のような長所・短所を持っているのかを学ぶことはもとより,英文法を教えるためにはどのような知識を身に付けておかなければならないかに重点を置く。

テキストは,一般高校生向け(もしくは一般英語学習者向け)の文法書を用いるが,これはあくまでもそのテキストの内容を身に付けるものではなく,そのテキストを効果的に活用して英文法を教えるためのものである。したがって,テキストに書かれている内容の裏にどのようなものが隠されているのか,そしてそれをもとにいかにテキストの内容を学習者に効率的に伝えるかを,授業の中では学んでいく。

授業の形態としては,最初に教員の方から授業準備に仕方・授業方法についても説明をした後で,受講者に実際に授業の形態で特定の文法項目を教える発表を,40分〜50分程度でしてもらう。発表の後は,発表者以外に受講生の方からその発表について,感想や質問などを質疑応答という形で議論する。受講者の数によっては,発表は複数人数によるものになる可能性もある。

準備学習:高校レベルの英文法を総復習しておくこと。
到達目標:高校レベルの英文法を教えられるだけの英語力を身に付けること。
授業計画 1. Introduction
2. 〜 4. 英文法を理解する
5. 〜 8. 英文法を教える
9. 〜 28. 模擬授業
29. 期末試験
30. 試験解説
テキスト 『フォレスト』第6版, 桐原書店
参考書 安藤貞雄 (1983) 『英語教師の文法研究』大修館.
江川泰一郎 (1991) 『英文法解説』改訂三版. 金子書房.
Greenbaum, Sidney and Gerald Nelson (2009) An Introduction to English Grammar, 3rd ed., Longman.
Greenbaum, Sidney and Randolph Quirk (1990) A Student's Grammar of the English Language, Longman.
Huddleston, Rodney and Geoffrey K. Pullum (2005) A Student's Introduction to English Grammar, CUP, Cambridge.
小寺茂明 (1990) 『英語指導と文法研究』 大修館, 東京.
Swan, Michael (2005) Practical English Usage, 3rd ed., OUP.
Thomson, A. J. and A. V. Martinet (1986) A Practical English Grammar, 4th ed., OUP.
綿貫陽・宮川幸久・菅井猛敏・高松尚弘・マークピーターセン (2000) 『ロイヤル英文法』改訂新版. 旺文社.
安井稔 (1996) 『英文法総覧』改訂版. 開拓社.
評価基準 試験(50%)・発表(30%)・平常点(20%)
A:90 – 100点(ただし、履修者の10%を上限とする)
B:80 – 89点(ただし、A評価を除いて履修者の30%を上限とする)
C:70 – 79点
D:60 – 69点
F:59点以下
URL
備考
最終更新日 2011/08/17