サッカー部 主将 足立 龍晴
チームファーストの姿勢で、関東リーグ参入を目指す
サッカー部 主将 GK
足立 龍晴 健康福祉学群 3年
近畿大学附属豊岡高等学校 出身

小学5年生でゴールキーパーに転向
友人に誘われ、小学2年生のときにサッカーを始めました。5年生でゴールキーパーに転向し、それ以来ずっとチームの最後尾でゴールを守っています。
私は大学でサッカーを続けるかどうか迷っていました。でも、大好きなサッカーを諦めることができず、練習参加を受け付けていた桜美林大学に足を運びました。アットホームな雰囲気や、「これからチームを強化していく」という大学の方針に惹かれ、入学を決めました。
私はフィジカルに恵まれた選手ではありません。積極的にディフェンスラインを高くして、「相手にシュートを打たせない」ことを心掛けて試合に臨んでいます。入学直後こそ大学サッカーのレベルの高さを感じましたが、「気持ちでは負けない」と練習にひたむきに向き合った結果、少しずつ試合に出場できるようになりました。
1部昇格を果たし、次なる目標へ
早いもので、桜美林大学サッカー部に入部して3年目になります。この2年半はとても濃密な時間でした。特に2024年度は、目標に掲げていた「関東大学サッカーリーグ1部昇格」を達成。18試合を戦い、60得点9失点と攻守に安定したシーズンを送るなど、チームは一体感を増し、リーグを戦い抜くことができました。
2025年度は主将を任され、1部で戦うチームを率いています。私はリーダーシップを発揮するタイプではないのですが、監督やコーチ、スタッフとの話し合いを重ね、それぞれのコミュニケーションが円滑に進むよう努めています。
幸いなことに、桜美林大学は2024年度とほとんど変わらない布陣です。味方同士のプレースタイルを熟知しているので、連携もスムーズになってきました。昇格後のシーズンですが、14試合終了時点で8勝2分4敗。課題はありますが、さらに上位をうかがえる位置だと前向きに捉えています。
チームの課題は、全員で守備の意識を高めることです。特に攻守の切り替えは素早くすること。たとえボールをとられた後も、隙あらばすぐに奪い返し、1秒でも長く攻撃の時間をつくり出します。1部の上位チームは球際も強いので、1対1の局面で勝ち切ることが重要になります。
怪我をして気付いたこと
私は昨年度、足や股関節などを負傷しました。完治に程遠い状態が続き、「もう思い通りのプレーはできないかも」と落ち込むこともあります。
出場しない時期は、スタッフとしてチームをサポートしていました。そこで日々チームに貢献しているメンバーの献身的な態度に気付くことができました。文句も言わず練習の準備をしてくれるマネージャー。試合に出場しないサブ組は、次回の対戦相手になりきって試合のシミュレーションに臨んでくれます。いつも変わらずチームファーストでいてくれるメンバーには、感謝しかありません。
2025年度の目標は、関東リーグ参入を決めることです。そのためには、1部で3位以内に入る必要があります。「心に残るサッカーを、心を動かすサッカーを」というチームコンセプトを体現しながら、桜美林大学の強みである攻撃力を武器に戦い抜きたいと思います。