お知らせ
2023.07.07(金)
飲み物を買うと寄付される自動販売機の寄付金を水田選手に贈呈しました
卒業生の水田光夏さん(2019年度リベラルアーツ学群卒)が東京パラリンピック射撃日本代表に選出されたことを機に、本学初のパラリンピアン並びに継続的な卒業生・在学生の支援を行うために、寄付型自動販売機の導入が始まりました。
この自動販売機は、利益の全てが校友会へ寄付され、その分を校友会から支援先に寄付する仕組みで、町田キャンパス・新宿キャンパス・東京ひなたやまキャンパス・多摩アカデミーヒルズに各1台ずつ設置されています。
4月19日(水)に、桜美林大学校友会 小礒明会長より水田選手へ2022年度分の寄付金(317,218円)の贈呈式を行いました。水田選手は「大学を卒業してからだいぶ経つ今でも、在学時と変わらずこのようにご支援いただけることがとても嬉しく、有難く感じている。今回目に見える形でご支援を受け取り、改めて応援していただいていることを実感し、より一層頑張ろうと思った」と話しました。
水田選手は、今年5月に韓国で行われたワールドカップに出場し、日本チームとして銅メダルを獲得。この大会は、2024年に開催されるパリ・パラリンピックの出場枠を獲得するための大事な一戦でした。出場枠は成績によって国ごとに配分されるため、一戦も気が抜けません。水田さんは「あまり良い点数が取れず悔しい思いをした」と振り返るものの、9月に行われるペルー大会に照準を当て練習に励んでいます。
寄付金は新たな銃の購入を検討しているとのこと。現在、物価高や円安の影響で、競技に使う全てのものの価格が高騰しており、「みなさんが応援してくださっていることを忘れず、大切に使わせていただきます」と話しました。「まずは来年のパリ・パラリンピックに出場することが目標。そのために、今年行われる世界選手権、国際大会で出場枠をとれるよう頑張っていきたい。あわせて海外での試合は国によって環境が大きく変わるので、ベストな状態で試合に臨めるようコンディションを整えることにも注力していく。また、東京五輪をきっかけに射撃という競技を知ってもらえたと感じるので、様々な場所で開催されている体験会に参加してもらったり、より射撃、パラ射撃という競技について知ってもらえるよう情報発信にも取り組んでいきたい」と笑顔を見せました。
今後も継続して学園、在学生、校友に貢献し続ける事業として行うべく、寄付の対象は時限的なキャンペーンの形をとり、支援先を順次見直して寄付を行っていきます。
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