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COLLEGE OF ARTS AND SCIENCES リベラルアーツ学群 人文領域プログラム/社会領域プログラム/自然領域プログラム/統合型プログラム COLLEGE OF ARTS AND SCIENCES リベラルアーツ学群 人文領域プログラム/社会領域プログラム/自然領域プログラム/統合型プログラム

2021年4月
リベラルアーツ
学群の学び方が
変わります

この学群がめざすこと

多様な学問を通じて社会に貢献する、国際性を有した「自立した学習者」を育成。

リベラルアーツ学群では、関心に応じて各分野の専門性を深く学ぶと同時に、幅広い学問に触れることにより、ひとつの専門の枠に捉われない自由な学際的思考を身につけることをめざします。加えて、留学やサービスラーニングなどの体験を通して、国際性や多様な文化を理解する力、学問を通じた社会貢献ができる力を身につけます。多様な学問を通じて社会に貢献する、国際性を有した「自立した学習者」(Independent Learner)を育成します。

News

2020/11/04
リベラルアーツ学群の学び動画を追加いたしました。
2020/09/11
各専攻プログラムの紹介動画を掲載いたしました。
取得できる資格・免許に関する動画を掲載いたしました。

何が変わる?

新しいリベラルアーツ学群を
理解するための3つのポイント

Point.1 入学時に3つの領域からひとつを選択: 基礎力の強化

2021年から、受験生は出願時に「人文」「社会」「自然」の3つの領域の中から希望の領域をひとつ選択します。この狙いは、好きな領域・得意な領域で学問の基礎的な方法論を身につけ、大学での学びの足場をつくることにあります。また、同時に他の領域も学んで学際的思考を身につけることもめざします。リベラルアーツでの学びを学生の好きな領域・得意な領域から開始し、専門性を育んでいくことを目標にしています。

好きな領域・得意な領域から、学びをスタート! 人文領域 社会領域 自然領域
自分に合った学びの組み合わせを作る。言語学×国際協力 経済学×心理学 化学×社会学 組み合わせは自分次第!

Point.2 自分だけの学びをデザインする: 30の専攻が交わる学際的カリキュラム

学生はメジャー(主専攻)、それとは別領域に属するマイナー(副専攻)を必ず選択します。メジャーとマイナーが必修となることで、ひとつの学問分野の知見では解決できないような課題に対し、学際的な思考で取り組むことができます。メジャー、マイナーはひとつずつだけでなく、さらに追加していくことも可能です。こうした学問の掛け合わせによって、誰にも真似できないあなただけの学びをデザインできます。

Point.3 現代社会の課題を解決する: 多彩な「統合型プログラム」が誕生

現代社会においては複雑な課題が次々と生まれています。国連では持続可能な開発目標(SDGs)として、17の目標と169のターゲットを掲げています。SDGsに見られるような課題の解決には、複数の学問領域の知識が必要となります。リベラルアーツ学群では、新たに「統合型」というプログラム群を設け、現実的な問題の解決に取り組める、新しいプログラムを開設しました。また、既存のプログラムの内容を刷新しました。

新設される統合型プログラム

  • 多文化共生
    自分と文化や価値観が異なる人々の現状を理解し、平和な関係を築くことをめざす。
  • 地域デザイン
    地域やまちづくりに関わる幅広い知識と専門的な技能を身につける。
  • データサイエンス
    データを数学、統計学的に扱い、さまざまな視点から議論できることをめざす。
  • 科学コミュニケーション
    市民が科学を理解するためのパブリック・コミュニケーションの方法を学ぶ。
  • ビッグヒストリー
    宇宙・生命・人間の本質や存在の意味を、138億年の地球宇宙史から考察する。

リベラルアーツの学びは
社会課題の解決をめざす

〜仲間とともに「探究の旅」に出発しよう〜

STEP1 まずは自分が選んだ領域で旅の準備を始めよう 学び方を学ぶ。 基礎教育科目、専門基礎科目 STEP2 複数の国を旅して経験値を高めよう 学際的に学ぶ。メジャー、マイナー選択 STEP3 社会課題の解決は異なる国を旅した者同士で取り組もう 学びを活かす。探究から社会課題の解決へ

貧困、格差、環境といった複雑な社会課題は
「多分野にまたがる知」を駆使する
リベラルアーツの力がなければ解決できません。

詳しくはこちら
※外部サイト

リベラルアーツ学群に
おける学びの3ステップ

学び方を学ぶ

まず、基礎教育科目を通して、大学での「学び方」を学びます。同時に、入学時に選択した人文・社会・自然の領域で学問をパッケージで学んで、大学での学びの足場を築きます。また、留学を通して人と向き合い、社会経験を積むこともできます。資格取得をめざして、体系的なプログラムも同時に学ぶことができます。「探究の旅」の準備をする段階といえるでしょう。

学際的に学ぶ

学生は、人文、社会、自然および統合の4領域のプログラムから、メジャー(主専攻)と、それとは別領域に属するマイナー(副専攻)を必ず選択します。これらは、入学時に選んだ領域以外からも選ぶことができます。自分の専門を深めてレベルアップを図ると同時に、異なる領域を組み合わせて学び、学際的な思考を身につけることをめざします。異なる国(専門)を旅しながら、ぜひあなただけの学び、あなただけの経験を積み重ねてください。

社会課題の解決に取り組む

現代の社会課題の解決に活かすために、各分野の課題を深く掘り下げる専攻演習科目や実践的な活動を行う探究サービスラーニング科目を通して、課題解決力や実践力のさらなる向上をめざします。これらの学びは異なる領域で学んできた学生同士で行われることもあります。

リベラルアーツ学群の
カリキュラムの概要

【専門科目】【課題探究・実践科目】

3層のカリキュラム

基盤を築き、応用に取り組む。
それは「学而事人」の精神そのもの

リベラルアーツ学群は「学而事人」という建学の精神のもと、学問を通じて社会に貢献し、広く活躍できる学生を育てることをめざしてきました。人文科学、社会科学、自然科学を問わずさまざまな学問を学び、3・4年次には「専攻演習(ゼミ)」に参加し、「卒業論文・卒業研究」や「サービスラーニング」に取り組みます。

基礎教育科目

外国語の学習や、論理的思考力、書く力、表現する力を養う科目、アドバイザー教員と議論しながら、4年間の研究や学び方を修得する科目などがあります。

専門基礎科目

人文領域、社会領域、自然領域の3領域の科目群から構成されます。早期から自領域を中心に専門分野を学び、基礎力を育成、すなわち、足場を固めます。

専門科目

専攻科目と課題探究・実践科目に分かれます。専攻科目は、4領域30のプログラムで構成されます。この中から異なる領域に属する2つのプログラムを選び、メジャーとマイナーを履修します。ダブルメジャーの組み合わせも可能です。課題探究・実践科目では、各分野の課題を深く掘り下げるために、専攻演習や卒業論文・卒業研究があります。課題解決力や実践力を向上させるために、「探究サービスラーニング」や「卒業サービスラーニングプロジェクト」があります。

動画でわかる
リベラルアーツ学群の学び

学群案内と学びの魅力

  • 学群長による学群案内

  • リベラルアーツの学び

リベラルアーツのプログラム

人文領域プログラム

  • 文学

    動画
  • 言語学

    動画
  • 哲学

    動画
  • 宗教学

    動画
  • 心理学

    動画
  • コミュニケーション学

    動画

社会領域プログラム

  • 歴史学

    動画
  • 文化人類学

    動画
  • 法・政治学

    動画
  • 経済学

    動画
  • 社会学

    動画
  • 教育学

    動画

自然領域プログラム

  • 数学

    動画
  • 物理学

    動画
  • 化学

    動画
  • 生物学

    動画
  • 情報科学

    動画

統合型プログラム

  • 国際協力

    動画
  • 多文化共生 New!

    動画
  • 博物館学

    動画
  • 地域デザイン New!

    動画
  • データサイエンス New!

    動画
  • 科学コミュニ
    ケーション New!

    動画
  • 日本研究

    動画
  • アメリカ研究

    動画
  • 環境学

    動画
  • メディア・ジャーナリズム

    動画
  • アジア研究

    動画
  • ビッグヒストリー New!

    動画
  • 言語教育

    動画

取得できる免許・資格

  • ■ 教職課程動画を見る
  • ■ 博物館学芸員課程
  • ■ 公認心理師動画を見る
    ※大学における指定科目の履修、所定の大学院進学または実務経験により受験資格取得
  • ■ 日本語教員養成課程動画を見る
  • ■ 学芸員資格動画を見る
  • ■ ECO-TOPプログラム動画を見る
  • など
リベラルアーツ学群で取得できる教員職員免許状の種類と科目 中学校教諭1種免許状 国語	社会	数学 理科 英語 中国語 高等学校教諭1種免許状 国語 地理歴史 公民 数学 理科	情報	英語 中国語

将来の進路

リベラルアーツの学びは社会で生きる力に直結するもの。社会と密接に関わる学びができます。学生自身の考えで意識的にプログラムや科目を選び取ることが、将来の一歩につながるのです。

社会的起業家 地域デザイン × 経済学
マーケティング戦略立案者 データサイエンス × 心理学
サイエンスライター 科学コミュニケーション × 化学
国際的視野をもった公務員 国際協力 × 法・政治学
Column

新生リベラルアーツ学群がめざすもの:社会課題解決力の育成

現代社会においては、従来は想像できなかったような新しい問題や、これまでの常識では解決できない複雑な課題が次々と生まれています。なぜなら、科学技術が急速に発展し、グローバル化が進む状況で、人々の日々の生活や労働、コミュニケーションの在り方が常に変化し続けているからです。そこで、これからの大学生は単に既存の知識や技術を修得するだけでなく、課題を自ら発見していく力や、学んだことを未知の問題に活用していく力、文化・人種・国籍・世代の異なる人々と協働する力を身につけていく必要があります。

リベラルアーツ学群は、「学而事人(学びて人にえる)」という建学の理念のもと、学問を通じて社会に貢献し、広く活躍できる学生を育てることをめざしてきました。また、リベラルアーツ教育の実践として、文理を問わずさまざまな学問を学ぶ機会を設けることで、常識や先入観に捉われない自由な学びを創り出してきました。こうした理念に基づく教育は、急速に変化する現代社会だからこそ、これまで以上に重要な意味を持つと考えます。そこでリベラルアーツ学群は、これまでの教育をさらに発展させ深化させるために、大幅にカリキュラムを改訂しました。