2017年度秋学期入学式

2017/09/16(土)

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9月16日(土)、町田キャンパス荊冠堂チャペルで、2017年度秋学期入学式が、キリスト教礼拝形式にて執り行われました。 今回の入学者数は、学士課程32人、博士前期課程・修士課程23人、博士後期課程7人の合計62人です。入学生を代表して、大学院国際学研究科の余 亞易さんが学生宣誓を行いました。 これを受け、三谷高康学長は62人全員の入学を許可し、以下のように式辞を述べました。

「皆さん入学おめでとうございます。桜美林大学の教職員を代表して皆さんを心より歓迎します。学士課程の新入生は全員が海外からの留学生ですが、私も約40年前にアメリカに留学した経験があります。最初の授業で教授が言っていることがまったく理解できず、ショックを受けました。しかし一学期が終わるころには授業の内容がよくわかるようになり、急に楽になったことを覚えています。初めて日本で生活する皆さんには困難なこともあると思いますが、心配はいりません。毎日の努力を続ければ、いつの間にか日本語の森の中を楽しみながら歩けるようになります。

さて、桜美林大学の学生(オベリンナー)となった新入生の皆さんに知っていただきたい三つのことがあります。まず、創立者・清水安三の掲げた本学の教育のモットー『学而事人(がくじじじん)』です。これは学んだことを他人や社会のために活かす、という考えであり、私たち桜美林大学の教職員は強い誇りを持っています。次に最近、各種の大学ランキングが話題になります。同様に、日本では予備校の発表する偏差値が重視されますが、それは世界に通用する物差しではありません。皆さんにはガラパゴス化した大学評価から自由になって伸び伸びと学修してほしいと思います。最後に、皆さんが卒業するときには、『自分は桜美林大学に育てられた。同時に自分がこの大学を育てた』、という気概が持てるように、桜美林大学コミュニティーの一員として一日一日を大切に過ごしてください」。

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