ごみの新分別を試行開始

2016/11/02(水)

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桜美林大学では、これまでのごみの分別をさらに細分化した新分別の試行を始めました。

2016年6月に桜美林大学環境研究所が中心となって、ごみの分別の適正化を目的としたプロジェクトチームを発足。このプロジェクトには学内関係部署だけでなく、環境学専攻(リベラルアーツ学群)の学生たちも積極的に参加しています。

これまで学生ラウンジなどで排出されるごみは、「一般ごみ」「缶・ビン・ペットボトル」に分けて回収してきました。しかし、「一般ごみ」にリサイクル可能な紙ごみが廃棄され、同時に食べ残しが廃棄されているために紙が汚損してリサイクル可能な紙がリサイクルできない、カップ麺等の汁等でごみの重量が増加している、ごみ箱の組み合わせが統一されていないために、学生が混乱して分別が徹底されないといった問題が指摘されました。

そこで、本プロジェクトでは、次のようにごみの分別方法とごみ箱の配置方法を検討し、10月3日から学生ラウンジにて試行を行っています。

試行中の新分別案
①紙ごみ(乾いているもの)⇒リサイクル
②ペットボトル⇒リサイクル
③びん・かん⇒リサイクル
④プラスチック(容器・包装・レジ袋など)⇒産業廃棄物として処理
⑤生ごみ・割り箸、ティッシュ⇒市の処理施設で処理
⑥汁⇒固形物と汁に分け、汁は下水道へ


現場を視察し、学生に説明を受ける三谷高康学長

この試行の結果、10月第3週の調査では、ペットボトル、びん・かんの分別は概ね適正で、他のごみは混入していませんでした。しかし、飲み残しが残っているペットボトルやかんが廃棄されていました(飲み残しは汁に廃棄すべき)。また、リサイクルできる紙ごみに、わずかですが生ごみが捨てられており、その結果リサイクルできる紙の一部が汚損されていました。プラスチックごみに弁当容器と一緒に割りばしが数多く混入していました。より適正な分別が課題です。

今後は、ごみのリサイクルと適正処理をさらにの徹底するため、学園内のごみ箱の配置の統一と学内周知を図り、2017年4月から全学的に新分別を開始する予定です。

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