IAUP世界大学総長協会南アフリカ会議が開催されました

2016/10/21(金)

  • 大学
  • グローバル
  • 教育・研究
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

「未来を予測する最善の方法は、それを発明することです。」(Alan Kay)

南アフリカ共和国国立Cape Peninsula University of Technology(ケープ半島工科大学)がホスト大学となり、2016年10月13日〜16日、IAUP世界大学総長協会南アフリカ会議が開催されました。

IAUPの会長(2014-17)である佐藤東洋士桜美林学園理事長・大学総長は、開会に当たって「教育とは世界を変えるために用いることができる最も強力な武器である。Education is the most powerful weapon which you can use to change the world.」と語ったネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)同国元大統領の言葉を引用し、世界の大学が協力してより多くの教養人(Educated Person)が育つ環境を共に整えるために努力することの大切さを語りました。

私たちは、教養が国を創り、育み、そして世界をより望ましい方向に導くことの可能性を信じています。本年8月の日・南アフリカ首脳会談(安倍晋三内閣総理大臣とジェイコブ・ズマ南アフリカ共和国大統領)での人材育成協力合意を受けて、来春、南アフリカ共和国の諸大学の学長が訪日することから、協力や交流に対する期待や要望が日本の大学に対して発せられました。高等教育の拡大および発展を通して、世界がよりいっそうフラットになるためには、私たち自身の主体的貢献が必須です。

IAUPアフリカ地区委員長のタンドワ・ムテンブ(Dr. Thandwa Mthembu)Durban University of Technology(同国国立ダーバン工科大学)学長は、Sustainable Development(持続可能な発展)のための世界の大学間パートナーシップの重要性を語るとともに、参加したアフリカ地域の総長、学長の講演課題をテーマとして、アフリカ地域発展における科学技術革新の役割について白熱した検討が行われました。今回の会議には、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジア、中東、そして地元アフリカなど、世界の様々な地域から約40人の総長、学長が参加しました。

写真左:IAUPアフリカ地区委員長のタンドワ・ムテンブ学長

写真右:佐藤東洋士理事長・大学総長、IAUP会長

写真:IAUP世界大学総長協会南アフリカ会議の冒頭で、IAUP会長として開会スピーチする佐藤東洋士理事長・大学総長

ページの先頭へ