シラバス詳細情報

開講年度 2014年度
開講学期 2014年度 秋学期
授業コード 26300
科目 専攻入門(基礎数理)
教員氏名 森 厚
授業種別 週間授業
授業方法 講義
授業概要 ● 数学が社会において、どのように役立っているのか、その魅力を紹介すると共に、大学で数学を専攻する場合の注意点、学習の方法、そして高校の数学とどう異なるのかを説明する。
● 理科(物理学・化学・生物学・地球科学)の各分野の大学での学びについての理解を深める。具体的には、この講義で、各専攻のでの学習内容についての概説を行い、それらがどのような位置づけがあるかを説明し、また、学習方法について説明を行う。また、こうしたことを踏まえて、簡単な実習を行う。
到達目標 ● 数学を専攻する場合に齟齬(そご)が起きないように専攻の内容、高校の数学との違いを理解してもらう。また必要な準備についても紹介する。
● 理科(物理学・化学・生物学・地球科学)について、専攻での学習内容を理解する。また、各専攻で学ぶための基礎的な事項を練習を通じて身につける。
授業計画 第1回 イントロダクション(数学と理科)
第2回 数学と社会 その1
第3回 数学と社会 その2
第4回 数学と社会 その3
第5回 数学の作法 その1
第6回 数学の作法 その2 及び、まとめとコメント
第7回 測定ること
第8回 比例関係
第9回 理科と実験
第10回 実験とグラフ
第11回 実験結果の考え方
第12回 検定
第13回 分けて考えること
第14回 観察と分類
第15回 まとめとコメント
授業時間外学習 ・準備学習:次回のテーマに基づいて下調べをし、疑問点を整理することが推奨される。
・事後学習:講義ノートを整理すること、課された課題について検討し、レポートを作成すること、関連書籍を読むこと、などが推奨される。
テキスト 特定の書籍はないので、講義の中で適宜資料を示す。
参考書 (1)数学序説 、吉田 洋一、赤 攝也 著、筑摩書房
(2)数とは何かそして何であるべきか 、R. デデキント 著、筑摩書房
(3)大数学者 、小堀 憲、筑摩書房
(4)フェルマーの最終定理、サイモン・シン著、新潮社
その他は講義中に紹介する。
評価基準 授業中に行う小テスト、または授業で課せられる小レポートの合計点で評価します。
数学の部分と理科の部分について分けて評価し、最後に合算して評価します。
A: 90点以上
B: 90点未満かつ80点以上
C: 80点未満かつ70点以上
D: 70点未満かつ60点以上
F: 60点未満
※ 欠席が3分の1を超えたものは自動的にFとします。
※ 30分を超えて遅刻したものは、基本的には欠席とします。
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最終更新日 2014/08/17