開講年度 | 2012年度 |
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開講学期 | 2012年度 秋学期 |
授業コード | 26349 |
科目 | 学際・統合科学基礎(人と組織-名著を読む) |
教員氏名 | 高橋 真義 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | この授業は、大学で学び続けるための「教育基礎力」と就職力とも言われている「社会人基礎力」の基本の基本を磨くために役立ちます。 一人ひとりが学びの主役として、学ぶことの責任を持って授業に参画してもらうために、全員が参加するディスカッションを中心とするグループワーク形式とします。 皆さんと一緒にワクワクしながら読み込むテキストは 『ピーターの法則』と 『ピーターの法則』の2冊です。 『ピーターの法則』は、「無能の壁があなたに迫る」という見出しに驚かされますが、人と組織の関係の深淵さをユーモアというオブラートで包み、しっかりと私たちに見せてくれます。 『マーケティング22の法則』は、マーケティングの古典(初版1994年1月15日)です。良書は決して古くはなりません。皆さんがあらゆる場面で求められるコミュニケーション力を磨き、「自分マーケティング」に応用可能な法則が書かれています。 テキストは、序章から読み込みます。先読み、読み飛ばしは禁止します。 各章の気づきをレポート(800字程度)にします。課題はML(メーリングリスト)にアップすることによって、全員が閲覧できるようにします。 ディスカッションの司会者は、皆さんが持ち回りで務めます。皆さんが積極的にディスカッションに参加できるように「安全な場」を作り、全員のモチベーションを高めるプロデューサーになります。 授業のはじめに、積極的に自分を表現する原理原則を身につけ、仲間と一緒に学ぶためのコミュニケーション力を養成するために全員参加の「自己表現・評価トレーニング」を行います。 この授業を受けた先輩たちからのエールです。 ・別にこの授業、とらなくても大学生活は面白いけれど、とったらものすごく面白くなる。たぶん3000倍くらい。 ・自分を変えてくれる魔法の授業。新しい気づきを教えてくれる仲間同士のディスカッション、そして先生や仲間が教えてくれる魔法の言葉ですばらしい成長をすることができます。 ・自分の世界を広げる授業です。自分の世界は狭いんじゃないかと思ったあなた、自分の世界を広げたいと思ったあなた、ぜひ履修してください。見える世界が変わります。 ・漠然と、頑張りたいけど、なにをしたらいいか分からないという方。「頑張り方」が分かる授業です。 ・この授業では、知らず知らずのうちに、自信がついている。この前の自分と今の自分の違いがはっきりと分かります。自分に自信がない方、人前にでるのが苦手な方は履修してください。それに、授業の課題が多いので、パソコンで文字を打つ速度が格段に成長します。 ・人見知り。それは、人前で話す場数を踏むことで直すことができます。是非、この「安全な場所」である教室でトライしてください!!! ・仲間の成長を素直に喜べるようになり、それが実は自分自身の成長に繋がっていきます。仲間の成長に対して感動できることが、オススメです。 ・ひとりで学ぶより、仲間と学ぶ良さがわかります。たとえば、この授業では本をアンパンにしていきます。ひとつの本についてグループで話し合ったり、意見を述べたりします。みんなで本を読むことは、ひとりで読むときより何倍も楽しく読むことができます。 ・「大学は安全な場所」です。大学の授業は出来て当たり前みたいな感じがどこかあります。なので「失敗してもいい」という言葉が多くの学生を安心させてくれると思います。しかし、課題はたくさんあります・・・笑。 |
到達目標 | 授業の目的は、大学で学ぶことの楽しさ、学ぶことの責任について自覚を新たにし、コミュニケーション力を「自分マーケティング」ができるレベルまで昇華させ、桜美林大学の学生=オベリンナーとしてのプライドと自信と勇気と夢を持ち、国際社会においても活躍できる人間的魅力を醸成することです。 授業の到達目標は、授業を進める中で、「学びの4つのステップ」=「集合天才」「協創」「感動成長」「感謝」を体感することです。 レベル1.自分の意見を発表し、文章としてまとめることが出来る「自己表現力」の養成をします。 レベル2.「コミュニケーション力」を身につけ、大学生活を支えあうグループを作り「社会人基礎力」を高めます。 レベル3.「学びの4つのステップ」=「集合天才」「協創」「感動成長」「感謝」を体感します。 |
授業計画 | ●授業計画 第 1回 オリエンテーション1 これからの「学びのカタチ」と「学びの責任」について確認する 第 2回 オリエンテーション2 コミュニケーション力UPのためのグループのルールを確認する 第 3回 オリエンテーション3 コミュニケーション力UPのための「自己表現・評価トレーニング」を体感する 第 4回 オリエンテーション4 小論文の書き方 −1− 第 5回 オリエンテーション5 小論文の書き方 −2− 第 6回 『ピーターの法則』 読み込み1 第 7回 同上 読み込み2 第 8回 同上 読み込み3 第 9回 同上 読み込み4 第10回 『マーケティング22の法則』 読み込み1 第11回 同上 読み込み2 第12回 同上 読み込み3 第13回 同上 読み込み4 第14回 同上 読み込み5 第15回 まとめ ブラッシュアップ授業 「自己表現トレーニング」と「カード出し」によるコミュニケーション力UPトレーニング 注:テキストは必ず序章から読み込んでいきます。先読み読みは禁止します。 |
授業時間外学習 | 「学びの4つのステップ」=「集合天才」「協創」「感動成長」「感謝」を自分のものにするために、仲間を意識して、日常生活の小さなことを積み上げていく努力を忘れないようにしてください。 準備学習は、授業に積極的に参画し、成果を上げるために、事前に配布される資料、および、皆さんが期日までにMLにアップする課題を読み込み、情報感性のレベルを保持します。 整理学習は、事前に提出した課題を、授業での気づき・アドバイスなどにを参考に点検整理をします。 皆さんが提出した課題は、必ずハードコピーにして保存してください。 |
テキスト | ローレンス・J・ピーター著 渡辺伸也訳、『ピーターの法則』 ダイヤモンド社、2003年、1.400円 アル・ライズ/ジャック・トラウト著 荒井喜美夫訳 『マーケティング22の法則』 東急エージェンシー出版部、1994年、1,500円 |
参考書 | サブテキスト 永守重信著『人を動かす人なれ!』 三笠書房 1998年 「学びの豆の木」編集委員会 『学びの豆の木』 霞出版社 2010年 参考書 必要に応じて授業中に指示します。 |
評価基準 | 授業への出席50%、ディスカッションへの参加20%、レポート課題・試験30%により評価します。 なお、最終試験を受験しない場合は評価はしません。 A 90%以上 : 特に優秀な成績(履修者の10%) B 80%以上 : 優れた成績)(履修者の30% C 70%以上 : 科目の要求を満たす成績 D 60%以上 : 合格と認められる最低の成績 F 60%未満 : 不合格 ただし、欠席時間数が授業時間数の3分の1を超えた場合(欠席5回)は不合格とします。 |
URL | http://shingi-blog.269g.net/ |
最終更新日 | 2012/08/08 |