開講年度 | 2011年度 |
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開講学期 | 2011年度 秋学期 |
授業コード | 26294 |
科目 | 口語表現II (k) |
教員氏名 | 藤木 美奈子 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 「口語表現Ⅰ」で培った基礎的なスピーチ能力をもとに、国際社会で通用する論理的な話し方、効果的な情報提供の仕方、説得力のある伝え方、ユーモアのある話の進め方などを演習形式で学び、総合的な自己表現能力の向上を目的とする。 基本的な授業の進め方は「口語表現Ⅰ」と同様である。与えられた課題に基づいて発表を行い、ビデオとレコーダーに収録された自分の姿と音声を振り返り、自己分析のレポートを提出する。「口語表現Ⅰ」と違うのは、スピーチ時間が長くなる点(5分〜7分程度)、視覚効果を狙った素材を発表に取り入れる点、聞き手からのフィードバックが評価シートのみならず口頭で直接もらえる点などである。最大人数が15人のため、講師やクラスメートと密な意見交換が出来るのも特徴のひとつである。 人前で話すことへの苦手意識の克服を狙いとした「口語表現Ⅰ」から更に前進し、自分の言いたいことが言えるだけではなく、聞き手に正確に分かり易く伝えるためにはどうすればいいか、その心構えとスキルを習得していくのが「口語表現Ⅱ」である。 |
授業計画 | 【履修登録上の注意】 * 実習形式で行われる少人数制の授業のため、抽選科目である。当選者は、必ず第1週の授業に出席すること。 * コア科目の「口語表現Ⅰ」に比べて、発表の準備に相応の時間が掛かるため、積極的な取り組みが求められる。そのことを十分理解して受講すること。 【授業計画】 第1週(9/21) オリエンテーション 第2週(9/28) 講義(聴衆分析、スピーチの構成、ビジュアル・エイド、情報提供のスピーチ) 第3週(10/5) 情報提供のスピーチ1回目の発表 第4週(10/12) 情報提供のスピーチ1回目の発表 第5週(10/19) 情報提供のスピーチ2回目の発表 第6週(10/26) 情報提供のスピーチ2回目の発表 第7週(11/2) ユーモアのあるスピーチ 第8週(11/9) 講義(説得のスピーチ) 第9週(11/16) 説得のスピーチ1回目の発表 第10週(11/30) 説得のスピーチ1回目の発表 第11週(12/7) 説得のスピーチ2回目の発表 第12週(12/14) 説得のスピーチ2回目の発表 第13週(12/21) 自由課題 第14週(1/11) 自由課題 第15週(1/18) まとめ ※ その他、即興のスピーチ、 ミニ・ディベートなど ※ 上記の予定は、クラスの履修者数や進捗状況によって変更になる場合がある。 ・ 録音ファイル用のUSBメモリを各自用意すること。 ・ 欠席する場合には、必ず事前に担当教員にメールで連絡をすること。それができない場合には、欠席理由を2日以内に報告すること。 ・ スピーチの発表とまとめのレポートで1つの課題が終了する。レポートは翌週の授業までに提出すること。授業時間以外に提出する場合、学而館1F階段手前のレポート提出キャビネットの担当講師のボックスに入れておくこと。 ・ 授業は、発表者のスピーチとクラスメートのフィードバックで進められる。授業に遅れると、スピーチを聞くこともコメントすることも出来なくなるので、時間を厳守すること。 |
テキスト | 荒木晶子、穐田照子他著 『口語表現ワークブック』 実教出版、2004年(1000円) |
参考書 | |
評価基準 | 成績は、出席点(出席および参加意欲)50%と、実技点(スピーチ発表およびレポート提出)50%に分けられ、その総合評価によって決定する。 授業に20分以上遅れた場合は欠席扱いとなり、20分までの遅刻3回で欠席1回とみなす。 なお、授業回数の1/3を超えて欠席した場合は「F」評価となる。 A:90点以上 B:80点以上90点未満 C:70点以上80点未満 D:60点以上70点未満 F:60点未満 |
URL | |
備考 | |
最終更新日 | 2011/08/06 |