![]()
総合文化学群で学ぶということ。
総合文化学群は「演劇」「音楽」「造形デザイン」「映画」の4つの芸術分野を学ぶ学群です。2005年に演劇・音楽・造形デザインの3コースが発足し、2年後に映画コースが加わりました。卒業生はアーティスト、音楽・美術の教員、学芸員、実践的な知識とスキルを生かした専門職、などさまざまな分野で活躍しています。
「芸術」という言葉の元になった英語の「アート」やドイツ語の「クンスト」の語源を辿るとラテン語の「アルス」からギリシャ語の「テクネー」に至ります。このテクネーという言葉は「技術」という意味を持っており、芸術表現に「技術」が求められるのは当然といえるでしょう。
総合文化学群では、どのコースでもプロフェッショナルの世界の第一線で活躍する講師陣が実践的な技術指導を行っています。秋学期の終わりが近づくと、あちこちで各コースのゼミや卒業研究の発表会が催されます。演劇やダンスのパフォーマンス、声楽や器楽の演奏会、造形デザインの作品展、映画の上映会と、キャンパスはちょっとした芸術祭のような雰囲気に包まれます。
大学で「芸術」を学ぶということは「技」を磨くとともに「幅広い教養と専門知識」を修得することが求められます。その両者をバランスよく学んでこそ、卒業後に社会人として生きていくための人間力が育まれるのです。
桜美林大学は4つの学群からなる総合大学であり、自分の所属以外のコースや学群の科目を履修できる点が特色です。また、インターンシップや提携大学など学外で履修し学ぶ機会があり、さらに、数多くの海外留学・研修制度を利用してグローバルな舞台で学ぶ機会にも恵まれています。
このように自分の選択した専門分野を追及すると同時に、多彩な学修方法を活用しながら自分に適した独自の学修プログラムを構築することが可能なのです。総合文化学群では、このフレキシブルな学修システムを活かし、芸術を「深く、専門的に」さらに「幅広く、総合的に」に学ぶことができます。
「芸術」は昔も今も「文化」の重要な担い手です。「総合文化学群」という名称には、広い視野を持ち、次世代の「文化」を振興する人材を育成したい、という願いが込められています。
大学で何を学ぶかを選択するときに「芸術」を志すということは素晴らしい選択だと思います。
人類は「芸術家」という職能が確立するルネサンス時代よりはるか以前、すなわち古代から「芸術作品」を生み出してきました。
それはどの時代にも、どの地域にも見られたのであり、創造活動は人間が生きる上での根源的な行為と言えるでしょう。
総合文化学群では演劇・音楽・造形デザイン・映画の各分野で「創る」ことを学びます。芸術作品に取り組むとき「考える」こと無しには先へ進めません。何かを創り出そうとするとき、知識と技、そして未だ見えない答えに向かって考え続ける事が必要だからです。
この「考え続ける」という習慣は、終生頼りがいのある「力」となることでしょう。
そして芸術は個々独自の価値を創造することです。
同じ演目・同じ課題に取り組んでも生み出されるものは、2つとして同じではありません。それは人の人生が一人一人違うことと同じです。生きるということは新しい明日を創り出すことに他なりません。
つまり学生時代に「芸術」を通して人間形成をすることは、とりもなおさず個性豊かな人生を「創る」自分を育成することになるのです。どうか皆さんも総合文化学群で学び、創造的な世界へ羽ばたいてください。