桜美林大学 国際協力専攻ホームページ



2008年度秋学期

 藤野早希

<(1)実習先>
財団法人JOICFP(ジョイセフ) 家族計画国際協力財団

<(2)JOICFPの概要・活動内容>
2009年1月23日〜3月9日(内15日間)

<(3)実習期間>
2009年1月25日〜2月13日
(2)の活動内容にある人材育成プロジェクトの一つである、「より安全な妊娠と出産戦略アジア地域ワークショップ」のプログラムに合わせて実習をさせていただいた。

<(4)活動内容>
・研修用の資料作成・英訳・和訳など
・研修中の雑用・コピー・ファイル整理
・研修員の方たちのお昼選び
・研修用のカード作り

<(5)インターンを終えて>
「より安全な妊娠と出産戦略アジア地域ワークショップ」では、アジア7カ国からリプロダクティブヘルス・ライツに関わっている政府組織(GO)と非政府組織(NGO)の代表1人ずつ計14人の研修生が共に、地域主体におけるエンパワーメントやアドボカシー手法について学んだ。多くの国ではGOとNGOは協力し合えていないことが多いが、互いがいい関係を築くことにより、可能性は格段に広がるだろう。今回の研修は、大きなきっかけとなったと思う。
また、関係を築くことのできる相手は、同じ国のGOとNGOだけではない。国と国同士、講義に来てくれた講師の人達・そしてそれらの間に立つ、ジョイセフ。様々なコミュニケーションを作り上げることにより、知識の共有や新しい発想が生まれ、今後の各国での活動に大きな影響を与えただろう。
今まで私は途上国に対して先進国の人間が直接できることは少ないと考えていたが、今回このジョイセフの活動を見てきて、こういった様々な組織や人を『繋げる』重要な役割があるのだということに気づくことができた。
また、仕事がない間は研修生と一緒に講義を受けられたことは、このインターンの中でとても貴重な体験になっている。新しい知識を得られたのはもちろん、考え方や教え方も勉強になることが多くあった。
しかし、その中でやはり英語面の問題が自分の中で多く残った。講義や研修員の人たちとの会話はすべて英語で行われるので、せめてリプロダクティブヘルス・ライツの分野で多く出る単語や略語などはあらかじめ覚えておけば、より多くのことが学べただろう。
途上国では、避妊に対する知識不足や、危険な中絶が闇で行われているなど、リプロダクティブヘルス・ライツに関して多くの問題を抱えている。しかし今回思ったのは、先進国と呼ばれている日本にも、たくさんの問題があるということだ。まだまだ避妊や妊娠に対する知識が浅いことや、知識はあるのに行動に移さない人たちが多いことを知り、本当に驚いた。日本にいるなかで出来ることは少なそうに思えるが、自分にもできることは必ずあるはずだ。ジョイセフに学ばせてもらった本当にたくさんのことを忘れずに、自分自身の知識を広げ行動に移していきたい。