桜美林大学 国際協力専攻ホームページ



2006年度 春学期

学習サービス課

西山夏香(3年)

〈実習先の概要〉

(財)かながわ国際交流財団は、 1977年、世界に開かれた神奈川、世界と結ぶ神奈川を目指して、人と人、地域と地域の国際交流及び国際協力を積極的に推進するために、県及び民間企業等からの共同出資によって設立されました。国際協力・平和、多文化共生、地球市民学習をテーマとする各種事業を展開しています。

2006年度から指定管理者として「県立地球市民かながわプラザ」(あーすぷらざ)を運営しており、学習サービス課がその運営を行なっています。

〈実習期間〉

8月29日〜9月17日(15日間)

〈実習内容〉

・     セミナーのポスター作成

・     ペーパークラフトのホームページ作成

・     校外学習補助

・     ビエンナーレ国際児童画展の受付

・     さかえ日本語の会(日本語教育)の見学

・     展示室の点検(毎日朝夕)

・     各種事業の準備・補助等

〈実習報告〉

私が(財)かながわ国際交流財団のインターンに応募した理由は、国際交流や国際理解、国際協力を、客やボランティアとしてではなく、仕事の視点から見てみたいと思ったからです。その中でも特に、子ども向けの国際理解展示室や校外学習に興味があり、それらの展示室があるあーすぷらざを運営している学習サービス課で、インターンさせていただくことに決めました。

学習サービス課は、あーすぷらざの来客の方の受付を行ないながら、職員の方が様々な仕事をしています。その中での私の仕事は、デスクワークから実際のセミナーでのお手伝いなどとさまざまでしたが、印象に残っているものは、セミナーのポスター作りです。『わたしたちの地球環境とライフスタイル』をテーマにしたセミナーのポスターを作らせていただきました。ポスター作成にあたって、どのようなポスターが目を引くのか、対象は誰なのか、セミナーに参加したいと思ってもらえるにはどのような工夫が必要なのかなど、広報一つをとっても学ぶことが多くありました。また、セミナーを開催するまでの過程について職員の方から説明を受けたとき、「どんなにすばらしい企画でも、お客さんが集まらなければ失敗だ」と聞いて、広報が重要な役割であることを改めて感じました。その役目を任せられることに責任の大きさを感じましたが、職員の方からアドバイスをいただき、完成したものを多くの人に見ていただけることを嬉しく思いました。それと同時に、自分にはパソコンスキルがまだ不十分であると感じました。

 インターンでは仕事をこなすだけでなく、職員の方やボランティアの方々にお話を伺う時間をもうけていただきました。私のインターンのテーマが「『子どもの国際理解教育』の目的と実態」だったので、校外学習を担当している職員の方にお話を伺いました。その中で、あーすぷらざの目的は子どもたちに国際理解などについて認識を深め、「地球市民」としての意識を持ってもらうことであるのに対し、実際の校外学習は施設の見学だけで、学校で事後学習として振り返りをしたり、理解を深めたりといった活動を行なっているところは少ないことが分かりました。現状では、子どもたちに国際理解教育「地球市民」を持ってもらうことは難しいのだと感じました。しかし、実際校外学習の補助として参加させていただいて、あーすぷらざの存在や、そこで体験したことを子どもたちが覚えていることが大切なのだと気づきました。すぐには「地球市民」意識を持てなくても、何かのきっかけで興味を持ったとき、体験や情報収集の場になるあーすぷらざのような施設が必要なのだと思いました。

 インターンを通して、仕事として事業やセミナーなどを人に提供することの、難しさとやりがいを感じることができました。あーすぷらざが職員の方とボランティアの方、そしてお客さんがいることで初めて成立しており、なに一つ欠けてはいけないのだと、一人一人の重要性を感じました。また、自分自身の能力(パソコンスキルなど)を知ることもでき、これからの課題が見えました。

 最後に、お忙しい中貴重な時間をさいて色々と教えてくださった職員の方、ボランティアの方々に感謝します。本当にありがとうございました。

〈アドバイス〉

 興味を持ったものは自分から主張して、やらせてもらうと良いと思います。私自身、勤務日を変更して事業に参加させていただき、その中で得たものは大きかったです。色々なものにチャレンジして、充実したインターンにしてください。