桜美林大学 国際協力専攻ホームページ



2005年度 秋学期

高麗君(3年)

<団体概要>

現在生活クラブはその活動の功績を讃えられ、国連関連の受賞を獲得するなど世界的評価を得ている。1965年に設立し、正式な法人化は1990年である。以来、全国約600の生協グループがおのおの多彩な活動のもと、“消費材”と呼ばれる食料品や日用雑貨、衣料品などを独自の視点と開発方法によって、販売を行っている。また、最近では様々な市民活動やリサイクル運動、老人介護をはじめとした福祉事業、環境問題など積極的に取り組んでいる。

<実習期間>

2005年10月21日〜2006年2月中の12回

<実習内容>

・     調布センターでの班配送(2005年10月21日・ 28日)。

・     調布センタでの戸別配送(2005年11月1日・4日)。 

・     リサイクルショップでの店舗接客とその研究(2005年11月11日・18日・22日・25日)。

・     千葉タイヘイ醤油工場での見学(2005年11月15日)。 

・     新たな業態のデポーでの販売・企画運営などの体験(2005年11月29日)。 

・     石けんの体験学習会へ参加(2005年12月13日) 

・     草の根市民活動交流会へ参加(2006年2月4日)

<感想>

 私は生活クラブのインターンシップを終えて、いろいろなことを身につけたという実感が多く充実感でいっぱいである。身につけた内容はなかなか文字にはできにくいが、問題意識をもち問題に対して自分なりの発想をもつこと、自ら行動すること、全て一人でやっていくことなど多方面において体で覚えることができた。

消費材の配達では、組合員の方と共に配達した。消費材はやはり重いもので配達にはかなりの体力を使ったが、消費者に向けいかに早く届けるか自分なりに考える機会を持つことができた。リサイクルショップでは、お店に地域住民の皆さんが不必要になった衣服・雑貨などが多く持ち込まれ、それを磨いたりし購入希望者に販売していく。私は店内において、最初はお手伝い感覚がぬけなかったが、働くにつれ次第に自発的に動いていくようになっていた。そして商品が売れたとき、私は素直に嬉しい気持ちでいっぱいになっていた。私のこの喜びは商品が単に流通されたからでは決してない。私のした事が少しでも社会の役に立ったという思いからである。

組合員の皆さんと醤油工場への見学した時は、大豆から醤油になるまでの過程を自分達の目で確かめ、生活クラブが扱う消費材の安全性を体感し、また、石けん体験学習会に参加した時には、クラブの皆さんと共に環境にやさしい石けんや消費材を学習し、私自身の知識とスキルを増やすことができた。

生活クラブのインターンシップ全体を通じて感じたことは、生活クラブの活動が自分達のための活動ではなく“みんなのための活動”だということ、そして、消費者へ健康的で安全な消費材(物)を提供するように努めていることである。草の根市民活動交流会を始めとする基金活動では、募金し社会にフィードバックしていく。また、生活クラブの売上金の一部を社会提供するなど、社会還元を主軸に考えたこうした活動はみんなのための活動だと強く感じた。

以上、今回の実習により、社会に身を置くことでいろいろなことを学ぶことができ、短い間でしたがとても充実したインターンシップであった。

<アドバイス>

 私は、以前から環境問題に大変興味があったが、実際に行動したことは一度も無かった。というよりもどのように行動していいのか分からなかったという方が正しいであろう。私は、今回インターンシップ実習において、生活クラブ取り扱い消費材を通じて環境問題を知らず知らずの内に身近に携わることができた。気がついてみると、私はクラブの人達と一緒になり無我夢中に取り組んでいた。

環境問題に興味があり取り組みたいという方は、是非、このインターンシップにチャレンジしてもらいたい。そして何かに一生懸命になりたい!と思っている方にも最適だと思う。大学にいる時は同年代の友達との交流が中心だけど、生活クラブは私達よりひと回り以上の年代の方々ばかりであり、人生の先輩方に直接教えてもらうことは、机上の勉強よりももっと何か大切なことを学べる良い機会だと思う。