桜美林大学 国際協力専攻ホームページ



2005年度 秋学期

天野亜里沙(2年)

<団体概要>

開発教育協会(DEAR)は開発教育を日本で普及・推進することを目的とし1982年に連絡協議団体として設立された。開発教育とは、私達ひとりひとりが世界でおきている様々な問題に目を向け、自分の問題として捉え、解決に向けて行動していくことを目的とした教育活動である。 DEARには、教員やNGO・NPO、自治体や企業、研究者や学生など、様々な立場の人が参加している。活動内容は、書籍や教材の制作・販売から講師派遣、開発教育の調査研究、研究会やセミナーの開催、政策提言など様々である。

<実習期間>

2005年10月19日〜2006年2月22日(毎水、11:00〜18:00)

<実習内容>

[事務所内での主な仕事]

イメージ・   WordやExcelを使った入力作業(100人村の教材改訂版の打ち込み、セミナー参加者名簿作成、セミナーアンケートの集計、連続講座「心の開発」のアンケート集計など)

・   発送の準備(注文のあった書籍・教材、会報など)

・   教材のカード組み、袋詰め

・   ワークショップの準備                           

[その他]

・   講師派遣のアシスタント(有馬高校での100人村の教材を使ったWSの手伝い)

・   教材持ちよりセミナー当日の手伝い(会場セッティング、受け付け、記録)

 実習期間は2月の上旬までの予定だったが、80時間の実習終了後も2月いっぱいは手伝いに行かせて頂いた。また、毎週水曜の事務所での実習以外に、セミナーでの手伝い、講師派遣のアシスタントもさせて頂いた。実習期間終了後も、講師派遣のアシスタトに行ったり、企画推進会議に参加させて頂いたり、資料室に勉強をしに行ったりしている。

<感想>

実習を通して、DEARの活動内容や開発教育のほか他団体の活動についても知ることができた。そして、NPO・NGOの運営がどのようなものか、また、各団体同士の横のつながりを大切にしながら協力し合い活動を行っていることが分かった。私は、これまでにボランティア活動を含め何らかの活動に関わったことが無く何の社会体験や経験も無かった。実習前に私が抱いていたNPOやNGOのイメージは、もっと派手でものすごく難しい大変なことをしていて自分とは遠いもののような気がしていた。また、大学の講義より民間組織は財政が苦しいとは聞いていたが、実際に行ってみて事務所が想像していたよりもずっと小さくスタッフの数も少なく、実情を少し実感した。更に、仕事内容では地道な単純作業が多く、これにも驚いた。

DEARをはじめ多くの団体の行っている活動はとても重要であり、扱う問題も難しかったり大きかったりするのであろうが、現場の空気が和やかでイメージしていたものと異なりもっと身近なものに感じられた。また、DEARのスタッフの方をはじめ、DEARでのインターンで出会った人やセミナーに参加している人も、皆問題意識や意志がとても高く、私はその場に関れることが嬉しかった。

 実習では、自分のパソコン能力や知識の無さ、積極性の無さを痛感することが多く、役に立つどころか足を引っぱっているのではないかと思うこともあったが、同時に自分が何をしたいのか、何をしないといけないのか、課題ややりたいことがたくさん見つかった。なによりもどんなに時間がかかってもひとつの仕事を終わらせると必ず喜んだり誉めたりしてもらえたので、とてもやりがいがあった。今まで私は何もできずにいたので、DEARでのインターンという経験そのものが今では大きな自信となっている。とにかく何もかもが初めてで知らないことだらけの私にはとても刺激的な体験であった。

 最後に、忙しい中お世話をして下さったDEARのスタッフやインターンの方々、この機会を与えてくれた大学や先生方に心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

<アドバイス>

 WordやExcelなどのパソコン能力があれば、より仕事をスムーズにこなすことができると思う。自分から進んでスタッフの方に頼めば色々な仕事をさせてもらえると思うので、もしやりたいことがあったら積極的に申し出てみて下さい。また、教員を目指している人であれば、殊更に学ぶことはより多いと思う。興味があったらとにかく悩まずに行動してほしい。大学で講義を受けているだけでは学べないことが多く、このインターン実習はなかなか経験できないことだと思う。是非多くの学生にこの機会を活用し、たくさんのことを学んでほしい。