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2004年度 春学期

日本語国際センター

松田睦美(2年)

インターンの内容

期間:8月4日〜19日

担当:大韓民国高等学校日本語教師研修(韓国研修) 50名

活動:1.

 授業見学

 生け花デモストレーション

 茶道デモストレーション

 日本事情(伝統芸能・地理と歴史)       

生け花・茶道デモストレーションは専門家の人を招いての授業である。

日本事情の伝統芸能は歌舞伎についてである。

その後、研修生は歌舞伎鑑賞をする予定であり、その事前学習である。

地理と歴史は、都・大阪・奈良についてである。これも研修旅行の事前学習。

活動:2.

 授業サポート

イメージ主にパソコンの使い方である。研修生でパソコンに弱い人、日本語版だと分からないという人にサポートをする。       

これは、情報リテラシーで勉強した範囲だけでも十分役に立った。    

活動:3.

 高校交流の手伝いなど色々な先生方の授業を見学。

 高校交流の様子をデジカメで写真を撮る。

学んだ事

  約2週間色々な先生方の授業を見学させてもらった。見学させてもらって得たものは、研修生は何を知りたいのか、日本で何を得たいのかという事である。例えば、研修プログラムに「東京埼玉探訪」というのがある。ただ行きたい観光地を訪ねるというものではない。韓国で日本文化を教えるに当たって必要な生教材を得るための探訪なのである。後日、この探訪の発表会があった。多かった探訪先は、横浜・鎌倉・靖国神社である。韓国では「ブルーライト横浜」の歌がよく知られているらしく、韓国の人は横浜に行きたがるらしい。

 また、高校交流というプログラムがある。日本の高校生・高校教師と話しをするというものである。そこでも、研修生が興味ある事について知る事ができた。研修生が高校生に聞いていた事は、高校生活・部活動・大学入試についてであった。それから、高校教師に聞いていた事は、教師になるまでの過程・給料・学生指導などについてである。

 今回のインターンで、日本語教育について学び、さらに国際交流で大切な何かを学んだ気がする。はっきり何だと言えないが、とても心温かくなるものを得た。授業の合間に韓国の先生方と、色々日本語教師としての思いを聞く事ができた。日韓関係・反日感情ついて、韓国の先生と語り合った事もあった。ある先生は、「自分がしている事は、日韓関係が良くなるためのほんの小さな事に過ぎないが、それでも関係が良くなればいい」と話してくれた。そんな思いを持ちながら日本語を教えてくれているのだと思うと、とてもうれしかった。

 また違う韓国の先生は、「日本と韓国はすごく近い所にあり、韓国は物価も安いので、日本人にとって訪ね易い国だ。でも、日本人と韓国人の心は遠い。」と言っていた。昔行った行動が、現在に大きく影響している。これは、悲しいが事実である。 最後に、インターンで国際交流基金に行くと決断した事は良かったと思う。韓国の先生方に出会ったことによって、私の中で韓国がとても身近に感じようになった。これから先、インターンを通して得た良い経験と出会いを大切にしたい。

反省点

 もっと色々な事に興味を持たなくてはと思った。今流行っているもの・歌・ファッション、何でもいい。そんな話しから話題は膨らみ、親しい関係へと発展していくことを、身をもって体験した。 また、相手の国に興味を持つだけでなく、日本についても興味を持とう思った。例えば、私は横浜に住んでいるので、横浜の観光地を色々訪ね、紹介できるようになりたいと思った。それから、着物・茶道・華道などといった日本文化について、深く知る必要はないが、ある程度知っておくのもいいと思った。韓国の先生方が着物を着て盛り上がっていたのを見て、自分で着物がきれるようになると、すてきだなと思った。

次のインターン生へ

 国際交流基金日本語国際センターでは、海外で日本語を教えている先生方に、日本語教授法の習得・日本文化に触れてもらう機会を与えています。そのため、多くの日本語教師たちが来日し、国際交流基金で生活をしています。こんなに大勢の日本語教師たちと接する機会はなかなかありません。このチャンスを大切にし、積極的に参加してほしいです。