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2003年度 春学期

パートナーシップ推進課

露木尚子(3年)

 私はこのインターンシップを体験することができて、本当に良かったと思っています。社会人、公務員として働く方々の姿を自分の目で見て、実際に一緒にお仕事をさせていただき就職活動を始める前にあたって、自分がどのように働いていきたいか、どのような仕事に就きたいかを深く考える良い機会になりました。また、今まで持っていた市役所に対する「硬い」、「真面目」といった画一的なものから、「行きやすい」、「開かれている」といったイメージへと変化しました。以前は漠然と市役所で働けたらいいなと思っていましたが、今ではどうして市役所で働きたいと思うのか、答えを明確に見つけることができました。その意味でも自分にとってプラスになったと考えています。

 インターンシップ期間中、私はパートナーシップ推進課にお世話になりました。以前から市民の自主的な活動と市との関わり合いやNPO、NGOには興味がありましたが知識が無く、実習前に本を貸していただいて少々の勉強はしましたが、定義などの初歩的なことから教えていただきました。まず私が驚いたのは、課の人数の少なさでした。四人で構成されており、テレビなどで見る一般的な課のイメージとして人数が多い職場を想像していたので、とても驚きました。しかしアットホームな感じで職員の方も話しやすく私を暖かく迎えてくださり、昼休みには仕事以外の話もさせていただきとても和やかな雰囲気の中、リラックスして実習を行なうことができました。なるべく多くのコミュニケーションをとり、人生の先輩である職員の方々から色々なことを吸収したいと思っていたので、まさにその希望に適った課に配属されたと言っても過言ではないと思います。

 実習業務内容は市役所内外でのいくつかの会議を見せていただいたり、さがみはら市民活動サポートセンターのスタッフ業務を体験させていただいたり、私の興味のある文化国際課のさがみはら国際交流ラウンジに連れて行っていただきました。毎日異なる内容が用意されており、一つのテーマに沿い、そのことについて深く学ぶことはできませんでしたが、一つのことに捕らわれることなく、パートナーシップ推進課の本当に多岐に渡る業務を見せいただきました。もちろん普段の学生生活とは異なる体験ですので、とても新鮮でした。その中でも印象的だったのは、お世話になったパートナーシップ課が発行する庁内ニュースであるパートナーシップニュースを作らせていただいたことです。記事の取材から文章の構成まで自分でやらせていただきましたが新聞作りは小学校以来なので、お話をいただいた時はきちんと仕上がるか不安になりました。取材日当日は休日にも関わらず、私の受入担当職員の方も来てくださいました。取材をした「市民平和フォーラム」は丁度台風の日と重なってしまいましたが、会場はほぼ満杯で、相模原市民の方の平和活動への意識の高さに驚きました。取材した「市民平和フォーラム」の様子や、事前にインタビューさせていただいいた内容を原稿に起こし、短い文章でしたが、何度も推敲していただきました。このニュース作りから私は、与えられた一つの仕事を最初から最後まで、責任を持って仕上げるということを学ぶことができたと考えています。今まで発行されたパートナーシップニュースにはもちろんかないませんが、自分なりにはよく出来たと思い、とても満足しています。また、相模原市のインターンシップでの自分の活動をこのような形として残すことができ、さらに他の職員の方にも見ていただける機会をいただけたことを、とても嬉しく思います。

 さらに、市役所での会議のお手伝いをさせていただいたことも印象に残っています。課での打ち合わせ会議を見学させていただき、会議で使用するレジュメの校正を体験しました。会議当日は、会場のセッティングをお手伝いしました。内容は課での打ち合わせ会議で情報を得ていたので理解しやすく、それまでに見学させていただいた、どの会議よりも興味深く思いました。その分、会議がどのように進行していくのかに注目して見学することができました。今まで学校などで見てきた会議では、質問をする人はあまりいませんでした。しかし私が見学させていただいた会議では、ほぼ一人一つ質問がなされており、そこに驚きました。

 このインターンで改善していただきたいと感じた点は、相模原市に対しては特にありません。特に朝、その日にインターン実習がある生徒が集まり職員研修室の方とお会いして、前日などの自分の実習内容についてお話する機会を設けていただいたことは、市役所の多岐に渡る業務を知る上でも、他のインターンシップ生がどのようなことを体験させていただいているかを知る上でも、良かったと思います。学校に対しては、レポート提出が提出日間近になって提示されたため、もう少し早く言っていただければと思いました。また、相模原市での実習時間不足分のレポート提出の必要性は、インターンを始める前に分かっていたのではないかと思います。ですから、こちらももっと早くに言っていただければ、あらかじめ内容を決めてから実習を始めることができ、もっといいレポートを作ることができたのにと思います。

相模原市役所での一週間は思っていたよりも、とても短く感じました。終了日には達成感と共に、これで終わりかという、寂しさも感じました。それだけ内容の密度が濃く、充実していたのだと思います。短い期間でしたが学校に行く時刻よりも早起きをして、時間をかけて通うのは大変でした。しかしそれ以上に価値のある経験をさせていただきました。忙しい中、私の面倒を見てくださったパートナーシップ課や職員研修室の方々を始め、お世話になった方々に本当に感謝しています。また、このインターンシップを支援して下さった先生方にも感謝しています。市役所で学んだことを、これから十分生かしていきたいと思っています。