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2003年度 春学期

太田しのぶ(3年)

環境エネルギー政策研究所の概要

『環境エネルギー政策研究所(Institute for Sustainable Energy Policies/ISEP)』は、持続可能なエネルギー政策の実現を目的として、政府や産業界とは独立した非営利の第三者機関として、地球温暖化やエネルギー問題に取り組む環境活動家や、専門家たちによって設立されたNGOです。自然エネルギー、省エネルギー、エネルギー市場の適正化などを主な活動領域とし、欧米、アジアの国々とのネットワーキングを行いながら、内外のエネルギー政策に関するアドバイス活動、日本のエネルギー政策に対する政策提言を行っています。また、各種シンポジウム、勉強会の開催、研究成果の出版など、持続可能なエネルギー政策を実現するために活動しています。

環境エネルギー政策研究所 http://www.isep.or.jp

自然エネルギー市民ファンド http://www.greenfund.jp/

仕事内容

私はここで、市民による自然エネルギー普及をめざして、風車の設置に取り組んでいる『自然エネルギー市民ファンド』の資料作成とその発送、会員の資料まとめ、クリーン開発メカニズム(CDM)の資料翻訳、COP9への申請書作成などの事務作業を行ったり、風力発電所で発電された電力量の認証などを行う『グリーン電力認証機構委員会』の傍聴と、途上国との温暖化防止共同プロジェクトの調査報告を行った『地球温暖化CDMフォーラム2003』へ出席しました。

学んだこと・反省点

講演会や報告会といった、表の活動以外のNGOの日常活動を実際に目にするのは初めての経験だったので、日本のエネルギー政策の動向を各方面から常に注視し、各種フォーラムや委員会に参加したり、自然エネルギーの普及に向けて日々精力的に活動している、研究員の方たちがとても印象深かったです。納得いかない又は、疑問に思った提案や活動、エネルギー政策に関する新聞や雑誌記事に対して、即質問状を書いたり、電話で問い合わせたりなどの日々の活動を見ていくうちに、毎日コツコツとやっていくことがいかに重要で、それらの活動が周囲に少しずつ影響を与えていくという事や活動を広げていく事の大変さを実感しました。

そして、ある研究員の方と話をしたときに、その方が「海外の会議やシンポジウムに参加することも大切だけど、その間日本での活動が出来なくなってしまうからもったいないと感じる。NGOは、毎日の地道な活動をしていくことが一番大切なのだと思う。」と話してくださったことがとても心に残りました。お昼休みなどに話をしたときも、みなさんがしっかりと自分のポリシーを持って活動していることが話の端々で垣間見られたので、自分自身もっと勉強していかなければならないと思いました。

シンポジウムや委員会などでは、さまざまな立場の方々の意見を聞けて視野が広がったような気がします。物事を多角的に見て、いろいろな意見に耳を傾けることや情報・人のネットワークを広げていくことも重要な活動の一つだと実感しました。

日常の仕事では、電話での受け答えや問い合わせ、FAX送信、メールでのやり取りなど、今後社会に出て必ず行うような事務経験をさせてもらい、普段出来ると思っていたことでも、実際やってみると相手に失礼のないように出来ているか、とても不安になりました。電話・FAX・メールなどの日常業務をしっかりとこなせるようになることが必要だと思いました。その他にも、パソコンの基本的な操作や英語の能力も必要だと実感しました。また、事務所には他のインターン生やお客さんなどたくさんの人たちが出入りするので、当たり前ですが、あいさつをしっかりすることがなによりも大切で、自分の第一印象を決めるものだと感じました。

10日間という本当に短い期間でしたが、毎日が勉強することばかりで、自分の知識や能力の稚拙さと語学力の大切さを、身を持って学びました。そして、仕事を通して日本をはじめ世界中で環境問題に真剣に取り組んでいく必要があること、日本におけるエネルギー政策が不十分で、まだまだそれらが認識されていないと思いました。

 このインターンを通じて学んだこと・反省点は、今後の進路を考える上でとても参考になり、また残りの学校生活に反映させていきたいと思っています。

最後に、このような貴重な体験の機会を与えてくださった飯田さん・大林さんはじめ、研究員の方々、そして牧田先生、奥野先生、佐藤先生はじめとする先生方に大変感謝しています。

その他、改善点や今後のインターン生へ

私は、今年の春休みにアジアの途上国を旅行し、そこで太陽電池で発電し、井戸水や灌漑用水を汲み上げているのを見学しました。環境に配慮し、かつその土地の気候を活用した発電をしているのにとても感銘を受け、それがきっかけで、日本のエネルギー政策はどのようになっているのか興味を持ちISEPにインターンを希望しました。しかし、漠然とした理由ではなくて、はっきりとどんなことをやりたいのかを持った方がいいと思いました。ISEPではさまざまな分野で複合的に活動を行っているので、特に目的を明確にする必要があったと思います。他には、語学力がある程度必要だと感じました。事前に何度か会議や講演会に参加できたので、研究員や他のインターン生と顔を合せることができ、事務所の雰囲気も分かったのでよかったと思います。

 私は、春休み中にアジアの国を旅行し、そこで太陽電池を使用して、井戸水や灌漑用水を汲み上げているのを見ました。環境に配慮し、且つその土地の気候を活用した発電をしている事にとても感銘を受け、日本のエネルギー政策はどのようになっているのか興味を持ちISEPにインターンを希望しました

 日常の仕事は、電話の応答、FAX送信、メールでのやり取りなどの事務を経験させてもらいました。実際やってみると相手に失礼の無いように出来ているか、とても不安になり、日常業務をしっかりとこなせるようになることが必要だと思いました。また、あいさつをしっかりすることがなによりも大切で、自分の第一印象を決めるものだと感じました。

 インターンを経験したことにより、社会人のさまざまな立場の方々の意見を聞けて視野が広がったような気がします。そして、社会に出て責任を持って仕事をすることの大変さを実感しました。

 私は、このインターンで、わからない部分は積極的に質問をし、頼まれた仕事は責任を持って行なえたと思います。そして、事務所の方々とも上手くコミュニケーションでき、勉強になる毎日を送ることができたと思います。