桜美林大学 国際協力専攻ホームページ



2003年度 春学期

 川島良耶(3年)

I :JICA東京国際センター(TIC)の概要

 TICでは、技術研修員受入が主な仕事であり、研修員受入の目的は開発途上国の技術者・研究者・行政官などの技術・知識の向上を図ることにより、それらの国々の経済・社会の開発・発展に必要な人材の育成に寄与するという点にあります。近年では毎年8千人前後の研修員を受け入れており、TICの特徴としては、もっとも多くの研修生を受け入れる為の宿泊施設が整っている点である。

II :業務実習内容

第一週

・ TIC施設見学

・ JICA・JICE事業全般概要説明

・ 研修員受入事業体験

・ 研修員の日本語授業参加

第二週

・ 地域連携業務の全般概要説明

・ 東京ビジネスサービス(TBS)業務体験

・ 群馬ユネスコ連絡協議会のTIC訪問プログラムの業務補佐

業務1課での実習開始(20日〜29日)

・ 研修依頼文書発送

・ 送付案内作成

・ コーディネーターとの打ち合わせ参加

・ 業務連絡FAXの作成

・ 研修員基本情報登録

・ 研修日程英訳作成

第三週

・ 研修員日程英訳作成

・ 「淡水魚種苗育成」(ラオス国別研修)評議会出席

・ 留学生セミナーの業務補佐

・ 研修員モニタリング、委託先への挨拶(東京文化財研究所)

・ 異文化理解とストレスマネージメントの講義

その他

・ TIC訪問用プログラムの作成

III : 学んだこと・反省点

 今回のインターンにて、以前からJICAという事業団は知っていたが、理解していた点については、海外青年協力隊などの人材派遣という、まさに海外ボランティアでした。インターンへは、一度自分の中にあるJICAへのイメージを一度崩し、JICAは実際どのような形のボランティアをしているのか?日本では一体何を行っているのか?を知りたいと思い参加しました。

 インターンを始めて第一週目は毎日が研修員セミナーの聴講であり、日本について全く分からない国の方々が来る為に、大学から講師を呼び日本の歴史・社会を伝えるという大学の講義のようであり少し実際に仕事が出来るのかが心配になってきた。しかし第二週目からは実際に業務研修にはいり、私は業務1課にお世話になりました。ここでは、主に研修員受入の資料案内を研修先へ送る、研修先との事前打ち合わせ、研修員モニタリングなのが仕事であり。私は簡単な仕事でしたが一通りやらしてもらいました。私は仕事に当たるにつれて、JICA=ボランティアというイメージが薄くなっていき、研修員が何かを学ぶ為の言わば掛け橋のような存在なのだろうと理解しました。今回インターンを行い自分にとって一番ためになった事は短い期間だったが、実際に書類を作成、現場へ行くなどをして仕事を肌で感じられた事です。そしてTICの社員から教わった一つの事として、どんな人でも最後まで思いやりをもち面倒を見るという事です。

 反省点として、今回のインターンでは事前に予定表が配布されたにも関わらず、毎日の研修内容を確認せず、研修員モニタリングの際に私達の為に行ってくれたストレスマネージメントの講義にかなり遅刻をしてしまったという事です。これにあたっては事前に予定を確認するという当たり前の事の大切さが改めて分かりました。

IV :大学の今後インターンにおいて改善した方が良い所

 今回のインターン開始前において私が一番気になったのは、正確なインターン内容の伝達です。やはりインターン生としては、あらかじめインターン内容の情報が手に入っていた方が、インターン実習をより良く過ごせるのではないかと思いました。実際私はインターン内容を知らずに赴く事により、始めの研修生セミナーでは、インターンではないのではないか、という不満が膨らむばかりでした。もし、これが事前に知らされていたら、インターンへの姿勢が少し違ったかもしれないと思います。

V :後のインターン生へ

 TICに限ってかもしれないが、インターンは自発的に行動を起こさなければ、 あまり意味がないと思います。インターン受入側として、仕事はあらかじめ用意してくれますが、実際私はインターンとして研修員セミナー聴講は意味が無いと思い後半の研修員セミナーを全て業務実習に変えてもらいました。これにより研修員モニタリングなどの体験も出来ましたし、そして何よりもインターンを楽しめると思います。せっかく普段体験でいない事をするチャンスなのですから、楽しまなくては損です。

 自分の新しい可能性を見つける為にも是非インターンを利用し素敵な体験と共にキャリア開発が出来たらいいと思います。

 私は今回のインターンに参加できマイナスになることは何一つなかったです。自発的にやることは必ず自分の為になるので、後のインターンの方々も楽しみながら様々な経験が出来る事を心から願っています。