桜美林大学 国際協力専攻ホームページ



2003年度 秋学期

淵名珠美(2年)

〈実習期間〉2004年2月16日〜27日のうち10日間、合計81時間35分間

〈実習の内容〉

・     名刺の情報のパソコン入力

・     写真の現像受け取り

・     「国際協力」誌、「言葉の世界旅行」取材同行

・     「国際協力」誌、訂正個所の確認作業

・     国際郵便送付作業

・     JICA取材同行

・     「国際協力」誌、愛読者ハガキ整理

・     「JICA日本センター」の情報整理

・     JICAの「作業監理委員会」名簿の確認・訂正とパソコン入力作業

・     「東京ボランティア市民活動センター」見学

・     「JICA国際総合研究所」本の返却・貸し出し

・     「国際協力」誌、書評作成2本

・     「国際開発ジャーナル」誌、送付作業

・     「開発教育協会」見学

・     「裏国際開発ジャーナル」執筆

学んだこと・反省点

私が今回インターンさせて頂いたのは途上国の支援を幅広く報道し、主に「国際開発ジャーナル」誌、「国際協力」誌の二誌を出版している国際開発ジャーナル社である。

私が国際開発ジャーナル社にインターンを希望したのは、自身の高校時代に興味があって購読した「国際協力」誌がどのような人たちにより作られ、出版されていくのかに興味があったからだ。

国際開発ジャーナル社は少人数で運営され、一人ひとりの営業、取材、執筆などそれぞれの仕事は社内においては主に個人作業により進められていた。しかしもちろん、その仕事の合間には活発に最新の国際情勢のニュースや、記事のテーマに対する考えや取り組みなど議論が交わされ、社員全員で行う会議ではより良い国際協力について、また雑誌づくりについて意見を出し合いその真剣さが伝わってくるようだった。出版社とは執筆者、写真家、その都度に合った専門家の方々の取材、各書店、など多くの人々と共に雑誌を作り上げていく。どの仕事でもいえるかもしれないが、他との関係がとても大切な意味をもっている仕事であると感じた。人と話す事により、新たな情報やテーマを得、それが今後の国際協力につながっていくことがわかる。社員の方々が日々忙しく行動していった先に、私が高校時代に読んだ雑誌があり、その場所に自分がインターンに行くことが出来たのだと考えると雑誌を作るということの人に与える影響は大きなものだと感じた。

私が国際開発ジャーナル社で主に行ったことは各情報整理であるが、もう少し自分がパソコンをうまく扱えていたら、と考えることが多かった。情報の整理は仕事のもっとも基本であり、もう少し時間をかけずに行いたかった。また「国際協力」誌の中の「言葉の世界旅行」というコーナーのアルバニア語、またJICAへベトナムの交通状況についての取材に同行した。そういった場面では自分がやりたいことを積極的にアピールして行動に移すことが必要だと感じた。

私は自分でやりたいテーマを自分でしっかりともっていなかった為に、私個人では会う機会の無いような国際社会の第一線で活躍する人たちに対して積極的にお話を伺うことが出来ず、その貴重な機会を逃してしまったこと、自分が何をするためにインターンを希望したのかという自覚意識が足りなかったことを後悔している。これは、このような貴重なインターン経験をする上で、自分がどうしてインターンを希望したのかという目的に対して準備を怠ってしまった点にあると思う。正社員ではなくインターン生なのだ、とインターンという言葉に自分の中で甘えがでてしまった点もあるように思った。今回のインターン体験で、私は憧れという気持ちだけではやはり責任のある仕事は出来ないのだと痛感した。仕事をするためにはパソコンのスキルを初め、周りとのコミュニケーション、知識、新しい情報に対しての柔軟な姿勢など意欲的に活動することが大切だ。

インターンに行く際、そしてこれから社会人として社会に出て行く際について、私が今回の体験を通して思ったことは当たり前のことであるが、自分の興味・関心に対して積極的に自分で行動していくこと目的意識が大切であるということだ。そうでないと、せっかく社会の第一線で活躍している仕事の場を体験できる貴重な機会を中途半端に過ごしてしまうことになるからだ。そしてもう一つ、基本的なワード、エクセルなどは一通り習得していて損はないということ。インターンには確かに学ぶという意識で行っているが、インターン先ではそれはれっきとした‘仕事’になる。自分だけの問題ではなく、インターン先で必要最低限なことをする為の準備ということでも大切だ。

社会は学校と違う。逐一不明なことに対して丁寧に教えてくれるわけではない。知りたい事があったら自分で調べ、学び取っていかなければならない。そして同時に自分の知識だけではなく、周りの環境や意見に対して柔軟な姿勢で臨むことが必要であると思う。

社会にでていくということは、学校という場所から広い大きな世界にでていくことであり、さらに周りの人々とのコミュニケーションを大切にしていかなければならないことをインターン先では学んだ。

今回、私をインターン生として受け入れてくださった国際開発ジャーナル社の方々、仕事でお忙しい中、インターンをさせていただいて感謝しています。10日間という短い実習の期間でしたが、仕事はもちろんそうですが、インターン後も役立つように体験談や国際協力を行っている機関も紹介していただくことが出来、これからの進路にしっかりと役立てていきたいと思います。また、牧田先生をはじめ、桜美林大学の関係者皆様、今回インターンを体験させていただき本当にありがとうございました。