桜美林大学 国際協力専攻ホームページ



2003年度 秋学期

新井美穂(2年)

私が今回インターン先としてお世話になったのは「環境エネルギー政策研究所」というNPOでした。この研究所では自然エネルギー(風力・太陽光・バイオマス)などの利用拡大を促進させる法律を実施させるための活動や、市民の力で風力発電・バイオマス発電施設の設置を進めている研究所です。春休みの3週間を使いインターンをすることでさまざまなことを学ぶことができました。

仕事の内容

第1週目:国際シンポジュウムの資料準備、会場受付。

第2週目:それまで行われてきた説明会・シンポジュウムのアンケート集計、ワークショップの会場探し、資料送付の準備。

第3週目:ワークショップの事前準備・会場準備、アンケート集計。

以上のような仕事をしました。     

学んだこと

このインターンを通じて社会に出て必要なことはもちろん、日本のエネルギー問題についてのさまざまな知識、また自分の足りない部分を知ることができたと感じます。

具体的には、国際シンポジュウムの準備を手伝い、参加させていただくことで1つのプロジェクトがどのように運営されているのか流れがわかり、こういった活動が一般の人々に与える影響の大きさも感じました。そして事務的作業だけでなく講演を聞けるチャンスをいただき現在の日本のエネルギー問題を各方面(行政・市民・産業界)からの意見や考えを知ることができました。

そして第3週目にあったSPENAというアジア各国の人々(環境に関する活動を行っている)がつくるネットワークのワークショップもとても興味深いものでした。もともと私はヨーロッパで環境問題全般の情報などを集めて発信する機関があり各国をつなぐネットワークがあることを知り、日本を含めアジアにはそういったネットワークはないだろうかと思っていたときこのインターン・研究所の存在を知り、SPENAに興味を持っていました。近年の環境政策について特に北欧やドイツでの事例はよくとりあげられていますが韓国や、マレーシア、台湾といった身近な国々の現状を現地の方の報告を直接聞けることは本当に貴重な体験でした。

そのほか市民風車の説明会のアンケート集計を行ったことで、一般の方々の自然エネルギーや市民風車にたいする率直な意見や感想また関心度もわかり、それと同時に自分の興味も深まりました。

基本的なことでは電話や来客の方に対する言葉遣いがうまくできないこと、自分の意見を相手にわかりやすく的確に伝えられないことがたびたびあり、コミュニュケーション能力をもっと身に着ける必要があると感じました。そして語学力とパソコンの能力の必要性を強く感じました。

3週間という短い間でしたが月曜日から金曜日まで(アルバイトのように短時間・決まった日のみでなく)毎日「働く」ということを初めて経験して、将来自分はどういう分野でどういったふうに仕事がしたいのか真剣に考えるようになりました。これからインターンで学んだことを生かしていきたいと思います。

反省点

実習中に指示されたことで分からないことやあいまいなことをきちんと確認せずにそのままにしてしまったこと、また事前にエネルギー分野についての知識を積極的に得ようとしなかったことが反省点としてあげられます。

次のインターン生へ

環境問題に興味がある人はより専門的な知識を吸収できるいいチャンスだと思います。この研究所ではさまざまなプロジェクトがあるので、ホームページで調べたり、研究所の方にプロジェクトの内容を事前に聞きどれに関わりたいのか考え、研究所の人とスケジュールを相談することをお勧めします。体験することでしか得られないことは本当に多いです。実際このインターンをすることで気づかされるは多く、きっと実りあるものになると思います。