喪失・悲嘆に向き合う グリーフ・カウンセリング講座
初級から中級へ

人生上には多くの喪失体験が必ずある。愛する人との別れ、突然死など、さらには自死が生じ、大きな悲嘆や不条理感を味わうことがある。リストラや失業も現代では誰もが抱える不安葛藤である。高齢者が体験する人生の悲哀・生きる意欲の減退等も、ここで取り組む課題の一つである。グリーフ・カウンセリング学は、そうした喪失悲嘆の感情をどう理解し、事態をどう切り抜けるかを助言する学問といえる。
カウンセリング学には多くの潮流があるが、ここでは構成主義やナラティヴ・アプローチに依拠する新しい理論を紹介する。グリーフの領域では、この新しい理論や技法が大きな意味を持ち、喪失が贈り物に変る道筋を示唆する。
本年からはこども対象のグリーフ・サポート理論と技法を教授する専門家に加わってもらい、ますます充実した講座になっている。

講師

水野 治太郎
麗澤大学名誉教授、NPO法人千葉県とうかつ「生と死を考える会」理事長

水野 治太郎

臨床人間学専攻。
喪失体験者を中心に、支援方法を探究。21年間にのべ3千名以上の人々に向き合ってきた。

鈴木 剛子
グリーフ・カウンセリング・センター(GCC)代表

鈴木 剛子

カナダ、キングス大学にて死生学と悲嘆学の専門課程修了。
現在は都内でGCCを主宰。認定グリーフ・カウンセラーを輩出している。

生田 かおる
横浜国大保健管理センター非常勤カウンセラー、青山学院大学非常勤講師

生田 かおる

ワシントン家族療法研究所集中コースを修了し、北オランダ心理療法研究所非常勤カウンセラーとして活躍後、現在は横浜国立大学留学生センターカウンセラー、青山学院大学・産業能率大学の非常勤講師。

高橋 聡美
つくば国際大学 医療保健学部看護学科精神看護学 教授

高橋 聡美

東北大学大学院 医科学系研究科博士課程を修了。著書、学術論文等多数。自死遺族支援や東日本大震災遺児支援の講演・セミナーなどを多数行っている。

受付終了

講座番号/コードNo Y14501
申込締切日 2014年04月09日
定員 20名
受講料 25,700円
教材費 下記参照
回数 全10回
日程 4/19(土)・4/26(土)・5/10(土)・5/24(土)・5/31(土)・6/21(土)・ 6/28(土)・7/5(土)・7/12(土)・7/19(土)
時間 10:30~12:00
受講対象者 一般市民・喪失体験者・看護師・介護士・カウンセラー等
使用テキスト名 教材
『喪失は贈り物に変わる-悲嘆回復の物語集』
水野治太郎編  久美出版 価格:1,600円(税別)

副教材
『<大切なもの>を失ったあなたに』
ロバート・A・ニーメヤー著 鈴木剛子訳 春秋社 価格:2,300円(税別)

各回テーマおよび内容

実施日 内容
1 4/19(土) 「悲縁から福縁へ」(水野治太郎)
2 4/26(土) 「構成主義とナラティヴ導入へ—悲嘆主義との違い」(水野治太郎)
3 5/10(土) 「喪失を贈り物に変るために」(水野治太郎)
4 5/24(土) 「言説と気持ち」(生田かおる)
5 5/31(土) 「新たな名付け」(生田かおる)
6 6/21(土) グリーフの課題Ⅰ「喪失の受容と悼みの経験」(鈴木剛子)
7 6/28(土) グリーフの課題Ⅱ「愛着の絆 再構成」(鈴木剛子)
8 7/5(土) 喪失の意味 再構成「死別後の成長に向けて」(鈴木剛子)
9 7/12(土) 「喪失を体験した子どもの理解」(高橋聡美)
10 7/19(土) 「喪失を体験した子どもへの支援」(高橋聡美)

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